僕はときどき、ツイッターに街の変な画像を投稿しているのですが、そのキッカケとなったのが赤瀬川原平さんの本です。

赤瀬川さんはたくさんの著書を出されていますが、今回はその中でも路上観察系をまとめてみました。

・超芸術トマソン

とても有名な本なので、既にご存じの方もいるかもしれません。

「どこへも上れない階段」や「下に何も無い庇」など、無用の長物ながらも美しく保存され存在している街の物を、元巨人の選手になぞらえて「トマソン」と呼び、紹介しています。
本書でその概念と具体例を知って街へ出ると、今まで見ていた普通の景色が違って見えるので面白いです。

・路上観察学入門

こちらは路上観察学会のメンバーとの共著。
「トマソン」に限らず、マンホールの蓋や変な看板など、街の社会風俗を幅広く扱っていて、路上観察の奥深さを知ることができます。

・トマソン大図鑑 無の巻

・トマソン大図鑑 空の巻

この2巻は2つで1つといった感じの本で、今まで集められた「トマソン」の写真がカラーで載っています。
図鑑なので写真がメイン。字は写真の解説程度で読みやすいです。