芸術家・長女モモ (9)。

日々新しい作品を創り出している。

本人によれば「何かを作っているときが一番楽しい」のだそうで、これは図画工作の成績が５段階中2だった私などには想像もできない世界観なのだが、本人は嬉々として制作にあたっている。

先日、お人形遊びの専門家・次女ララ (7) が、バービー人形の身ぐるみを全部はがしてしまったことがあった。

姉モモ：「ちょっとララ！なんで人形ぜんぶハダカなの！？」

妹ララ：「だって他のお人形さんの洋服替えてあげたいから…」

モモの剣幕に、おとなしいララが泣きそうになっていたので、親の私は「まぁまぁ」と仲裁に入った。

芸術家あるあるかもしれないが、モモは激昂しやすい。

が、彼女はそこでひらめいたらしい。

「わかった！私がバービーちゃんの洋服を作ってあげる！」

おぉ…と沸く我が家。早速モモは制作に取り掛かった。

「お母さん、もう使わない布とかタオルとかあったらぜんぶ私にちょうだい！服作るのに使うから！」

ということで、長年愛用してぼろぼろになったガーゼのタオルと、これまた使い倒した靴下を差し上げた。

モモがお人形の洋服づくりに使った材料はこちら：

モモはトータル2日ほど黙々と制作に取り組んでいたが、次々と作品ができていき、妹ララは「おねえちゃん、すごい…ありがと！」と姉への愛情が爆上がりしていた。

できあがった作品群はこちら：

セーターの首元のリブのところは、靴下のリブをそのまま活かしていたり、発想が光る。

特に私が気に入ったのは、この小さいお人形さんの衣装↓。
（マントの下のワンピースはもともとお人形さんが着ていたもの）

「いい仕事、してますね」な仕上がり。

これからも増えていくであろう、モモ（もしかしたら姉に触発されてララも作るかも？）の作品群。またアップしますね〜！

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