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我が家の隠し味探偵:敏感ちゃん (HSC) モモが感じる味覚の世界

我が家の敏感ちゃん (HSC) モモ。彼女の味覚はとても鋭い。

料理の隠し味はすぐ当てる

「今日このカレーにチョコレート入れたでしょ?」「このカレーにリンゴを入れたでしょ?」「これ、生姜が少し入ってるでしょ!?」「このサラダに酢入れたでしょ!」

→モモのこういう指摘は、これまでほぼ100%当たっている。
それで「おいしー!」と言って食が進むこともあれば、生姜や酢など、それ以上食べられなくなるものもある。

普段よく飲んでいるパックの麦茶も、入れたてのものと、一晩常温で放置したものの味の違いが分かるらしく、一晩経ったものは飲みたくないという。

贅沢と言えばそうなのだが、その感覚の鋭敏さには舌を巻くばかりだ。

赤ちゃんの時もそうだった。

ミルクのメーカーがいつもと違うと拒否。

味覚だけでなく触覚、嗅覚にも優れていて、ミルク瓶の乳首がいつものメーカーと違うとこれも拒否。

モモが気に入っていたメーカーの乳首の生産が終了したことを知ったときは家族一同「ちーん…」となったものだ。

同じメーカーでも、型が違うと受け付けないのだ。

その後どうしたかはっきり覚えていないのだが、モモがミルクを卒業するまで、ボロボロになった(本人が噛んだ)乳首を使い倒した気がする。

離乳食も、天然の美味しいだしを取ったものは食べるが、市販のすぐ食べられる離乳食はあげても食べなかった。

最近私のカレッジが午前中で終わった日があって、近くのスーパーで買ってきた即席ラーメン「サッポロ一番」を食べたところ(これがまた、カナダの田舎では貴重なのだ)、学校から帰ってきたモモがいち早く残り香を察知。「ちょっとお母さんとお父さん、ラーメン食べたでしょ!?」と言い出し、そのままゴミ箱のある場所に直行。ラーメンの空袋を発見し「なんで私たち(モモとララ)がいない時に食べるの!?」と憤慨した。

私と夫カイは目を見合わせて「……」。

他にも、こんなことがあった。
近所の友人が手作りの焼き菓子を持ってきてくれた時、食いしん坊の私が少し多めに食べたところモモが激怒。これは美味しくないお菓子の時には起こらない現象で、手作りでシンプルな原料で作られた美味しいお菓子の時に自分の取り分が少なくなると、とんでもなく怒るのだ。

それまでにももちろん子ども優先で食べさせていたが、この件以来、私はモモの許可が出るまで、手作りお菓子には手を出さなくなった。

よくカイと私が話すのは「(モモの将来の)彼氏大変だなー」ということ。彼氏が一人で美味しいものでも食べて来ようものなら、ほんのちょっとした手がかりから探偵のように事実を突き止め、追及するに違いない。それはそれで面白いけれど。

このように、食に対するモモのこだわりは尋常ではないので、将来は食に関する仕事に就いたらいいのでは、と親子ともども思っている。今のところ本人が興味を持っているのはパティシエール。持って生まれた鋭敏な味覚や嗅覚を生かしてイキイキと仕事をするモモの姿が楽しみだ。

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本日もお読みいただきありがとうございました!次回テーマは次女ララのお人形遊びです。お楽しみに!
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