見出し画像

週刊オールライター第35号「幼少期に影響を与えた機関車たち(全3回)」 第1回「C58型蒸気機関車」

 こんにちは。HISASHINJOです。帯状疱疹もだいぶ快方に向かっていっています。現在は課題にたくさん追われているため朝早く起きて大学に行くことが多くなりました。帯状疱疹で休んでいた分遅れている部分も重なってしまい、とにかく多忙です。ですが、夢の実現のためにこの配信は続けます。
今回は初めての「3部構成」の記事を執筆してみようと思います。
テーマは
「私が幼少期に影響を受けた機関車たち」
と題しました。幼稚園の頃鉄オタになって、その頃に影響を受けて今も好きな機関車をジャンル別に紹介します。
第1回の今日は蒸気機関車から「C58型蒸気機関車」の話題をお届けします。

1. C58型蒸気機関車とは

秩父鉄道で動態保存されているC58-363。
幼少期は「パレオくん」と呼んでいました。

C58型蒸気機関車は、ローカル線向けに作られた中型テンダー機です。テンダー機とはテンダー、つまり「炭水車」がついている蒸気機関車のことです。
製造開始は1938年で1947年までの間に私鉄・海外向けを含めると431両製造されました。使い勝手の良さからローカル線のみならず、大規模幹線を走ることもあったようです。日本各地で活躍し、「シゴハチ」の愛称で親しまれました。

2. 保存車

東京都豊島区立大塚台公園に展示されているC58-407。
状態は悪いです。

 現在、C58は50両が日本各地で保存されており、そのうち2両が埼玉と岩手で動態保存されています。
この両数の多さはあるYoutuberさんの調査では保存台数ランキングで3位の多さだそうで、人気と汎用性の高さが窺い知れます。

動態保存されているC58のうち、岩手で動態保存されているC58-239ですが、客車に使っていた気動車キハ143の老朽化でそれまで走っていた「SL銀河」が廃止されたため、動向不明の状態となってしまっています。
そしてもう1両の動体保存車こそ、「私に影響を与えた機関車」の一つである
「C58-363」
です。埼玉県を走るローカル鉄道の秩父鉄道で熊谷〜三峰口を「パレオエクスプレス」として毎週土曜・日曜を中心に運行しています。

3. C58-363に影響を受けた私 影響を受けたその理由

2021年5月の「わくわく鉄道フェスタ」にて。
秩父鉄道のマスコットキャラクター「パレナ」がいたのでツーショット。

 私がなぜC58に影響を受けたのかというと、
「親戚に秩父鉄道沿線在住が多くおり、小さい時から鉄オタに目覚めていた事もあってよく秩父鉄道のイベントや三峰口駅に行ったりしていたから」
です。小さい頃から2009年開催まで、秩父鉄道広瀬川原車両基地(2021・2022は三峰口駅)で開催されている「わくわく鉄道フェスタ」や、かつて三峰口駅に存在した車両公園(現在は安全のため完全撤去の上、「三峰口駅転車台公園」に改名)によく連れて行ってもらった事もあって、秩父鉄道という鉄道会社は身近な存在でした。
また、私のどうしても乗りたいというリクエストに応えてくれた祖父母は2008年最終運行の「パレオエクスプレス」に三峰口から長瀞まで乗車しました。

そして月日は流れ現在、私の知人が秩父鉄道に入社した事もあって彼からの誘われた背景もあり2021年5月、2009年以来となる「わくわく鉄道フェスタ」に行った他、2022年3月には試運転の撮影に行き、さらに再びパレオエクスプレスに乗りたいという熱が込み上げていたがために、従兄弟を誘って2022年9月の運行に乗り行きました。


2022年度運行開始を前に3月17日に行われた試運転。
令和福島沖地震の翌日にはなってしまいましたが、突如バイトがなくなったところに知人から誘われて撮影に行きました。
2022年9月の乗車当日は台風一過の大雨でした。
入れ替え作業中の様子。
日本の蒸気機関車は基本的にC58サイズになってくると機関車の入れ替え作業は必須です。
車内でアイスを食べる。

全国津々浦々、さまざまなSLがいますが、これほど私に色濃く影響を与えたSLはC58以外にいません。C58以外にも「デゴイチ」ことD51やC11なども私に身近な存在であり、好きでもありますが、C58の方がインパクトがとても強かったように思います。
だからこそ、今回の3部作配信のSL編はC58を選択しました。

次回予告

 いかがでしたか?次回はディーゼル機関車を取り上げます。私に影響を与えたディーゼル機関車である「DD51型」を特集します。お楽しみに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?