見出し画像

週刊オールライター第25号 「プチ贅沢な帰宅」

 こんにちは。note開設1周年を迎えたHISASHINJOです。先日イベントバイトの接客で海外からのお客様を対応した際に、簡単な英語も喋れず、何のために高校の頃英語漬けだったのかと大ショックを受けました(泣)。英語は大事です。次からはその単語を言えるような対策をしないと。
今回は、私がたまにではありますが、実際にしている帰宅方法についてお話しします。

1. HISASHINJOの乗り鉄方程式 「通学の時間=乗り鉄の時間」

 大の乗り鉄である私は、高校の頃から鉄道通学をしています。鉄道に乗っている以上、「通学の時間は乗り鉄の時間」という私の中での「方程式」が自然に完成されるのは必然でした。大学に入学してからは乗る時間も路線も増え、多くの路線に乗ったり見たりしています。私はそのような性格ですから、「当然のことながら」急ぎで帰る以外は来た道でまっすぐ帰るようなことはほとんどしません。寄り道は日常茶飯事です。乗りたい列車に乗ってから帰ったり、わざと遠回りをして帰るなど、選択肢は様々です。乗り鉄は鉄道に乗ることで感情を満たす生き物なので、「つまらない」という感情がなければどのような帰り方になっても良いのです。

このような特別塗装の列車に乗ることは乗り鉄にとっての
「Make me happy」
なのです。
(写真は2022年10月〜12月にかけて運行された、鉄道開業150周年記念×Netflixラッピングの山手線。)

2. 私鉄の通勤ライナー

 その中でも「贅沢の極み」と言える帰宅方法は、「特急・通勤ライナーを使っての帰宅」です。お金さえ払えば座席に座れることは保証されるので、たまに乗っています。
JRの通勤ライナータイプの特急に乗ることが多いですが、私は「私鉄の通勤ライナー」が好きです。JR東日本の「通勤ライナー」は、特急格上げ(「湘南」、「あかぎ」、「はちおうじ」、「おうめ」がこれに該当。)などで首都圏から全て消えてしまいましたが、私鉄では逆に増加傾向にあり、独自の性格を纏った列車を走らせています。
私が乗った私鉄の通勤ライナーは、東武鉄道の「TJライナー」「THライナー」「アーバンパークライナー」、西武鉄道の「拝島ライナー」です。今後は「京王ライナー」にも乗る予定です。

TJライナー

川越駅にて。

 それではここで、私が乗った私鉄の通勤ライナーを紹介します。まずは、関東大手私鉄における通勤ライナーの草分け的存在である「TJライナー」です。2008年に運行が開始されました。現在は池袋〜小川町で運用されており、朝は小川町発、夜は池袋発が運行されています。この列車に使用される50090系は、ロングシートにもクロスシートにもなれる「2WAYシート」を導入。朝の時間は池袋行きTJライナーとしてクロスシートで運行、昼は川越特急や快速急行などとしてロングシートで運行、夜に再びTJライナーとなって小川町に向かう運用が組まれています。また、この列車は池袋〜ふじみ野は全席指定席ですが、ふじみ野〜小川町は指定席が解除されるので空席に座ることができます。
ちなみに、車内にコンセントはありません。

THライナー

霞ヶ関駅にて。

 東武の通勤ライナー第2弾。日比谷線とスカイツリーラインを直通する列車です。日比谷線内はゆっくりと走りますがスカイツリーラインに入って西新井駅付近で急行線に渡るとそこから高速運転を行います。この車両もまた、2WAYシートを導入していますが、TJライナーと違い、コンセントがあります。
しかしこの列車、地下鉄と直通している関係で他の列車よりも少し料金が割高な上、久喜〜上野はグリーン車を組み込む宇都宮線と並走していることもあって劣勢気味に見えてしまいますが、着席が保証されるのはこちらです。

アーバンパークライナー

浅草駅にて。

 東武鉄道の通勤客向け特急です。JRで言うところの「湘南」「あかぎ」のような列車です。この列車は前述したJRの特急と違って、指定席解除があります。浅草発の列車に限り、せんげん台から先は指定席券を持っていなくても座ることができます。また、浅草発は春日部で大宮行きと柏行きに分割されるという、「分割併合運用」が組まれており、乗っても撮っても楽しいものになっています。

拝島ライナー

高田馬場駅にて。

 西武鉄道が運行する通勤ライナーで、西武新宿〜拝島を結ぶ、新宿線系統では初めての通勤ライナーです。池袋線系統で運行している「S-TRAIN」で使用される車両を使用して運行されます。この車両もTJライナーやTHライナーと同様、2WAYシートで、コンセントが装備されていますが、この車両最大の特徴は、トイレがあることです。このトイレは、「S-TRAIN」の休日便が元町・中華街〜西武秩父という地下鉄直通列車の中でも超長距離を走るために設けられたものです。

3. むすびにかえて ご報告

 最後に皆様へご報告があります。さる4月13日木曜日、私の曽祖母が老衰により亡くなりました。102歳でした。曽祖母は、とても元気はつらつなイメージがあり、4年くらい前から施設に入っていましたが、名前の記憶以外はほぼ何一つ不自由はありませんでした。13日当時も元気でいましたが、夕方頃に穏やかに亡くなられたようです。
先日葬儀に出席致しましたが、棺に花を入れるとき、涙が溢れました。手を清めた時にその手をじっと見ましたが、まだ手は赤かったです。その手は、穏やかに亡くなられたことを物語っていました。曽祖母が生きた102年の間、世界は大きく変わりました。その大きな変革の中で生を全うした曽祖母。その生き様から多くの方から弔電が届き、導師を務められたお坊さんとも深い関わりがあり、そのお坊さん自身も思いの丈を思いっきりぶつけたことも考えると、曽祖母は凄いの一言では片付けることはできません。その中でのさまざまな出来事を思うと泣きました。
今この場をお借りいたしまして、曽祖母の冥福を祈ります。合掌。

次回の配信は、4月29日です。毎月恒例の「月のまとめ」配信をいたします。


よろしければ、Twitterのフォローもよろしくお願いします
HISASHINJO Twitterアカウント

https://twitter.com/ZxsJ231

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?