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67年生まれ、佐藤由美子

 韓国で130万部を突破したベストセラー小説の映画『82年生まれ、キム・ジヨン』の映画を観ました。

 この題名の「ジヨン」という名前は、韓国の82年生まれで一番多い名前からとったそうです。

 わたしの生まれた年、67年で1番多い名前は「由美子」でした。(名字のデータはなかったので、現在1番近いデータで多い苗字の「佐藤」にしました)

 主人公キムジヨンのように、生きづらさを持っている女性はとても多いと思います。私もそのうちの1人。「67年生まれ、佐藤由美子」でちょっと発信してみたいなぁと思ったのです。

82年生まれ、佐藤由美子


 早く結婚しろ、結婚してこそ、子どもを産んでこそ、女として当たり前だ。男尊女卑の激しい家庭でした。

 やっと結婚したと思ったら、次は子どもを産めと言われ、子どもが生まれたら、次はまだか? それでも、家事や育児はしっかりやれ。夫が帰ってくるのは毎日おそくて、両親は仕事をしていて頼れない。精神的にいっぱいいっぱいでした。

 出産時に大量出血をして生死をさまよいました。(このときの幽体離脱の話はまた今度)そしてそのまま、産後うつへとまっしぐら。

 産後うつがひどくて起きていられない。「わたしのところに生まれてきてこの子が不憫でたまらない」悲観していて、涙がおもわず出てしまうことがしょっちゅうでした。

 保育園に預けながら働きました。稼いでも、保育園代にほとんど消えてしまってましたが…
 雇ってもらえるところがほとんどないなか、やっと雇ってもらったところでは、子どもの体調不良で休むたびに、同僚たちに嫌味をいわれるし。まだまだいろいろあったけど。


つらかった過去を思い出すたびに、がんばって生きていたわたしをぎゅっと抱きしめたくなります


よくがんばってたなぁ。

ぎゅっと💕


監督のキム・ドヨンさん

『82年生まれ、キム・ジヨン』は私の家族、友人、そして私たちの物語だと思っている。
どんな場所で生きてきて、生きていて、今後生きていかなければならないか、 そんな悩みを分かち合い、共感を得られることを望む。


https://klockworx-asia.com/kimjiyoung1982/

主人公ジヨンの感情と重なるところが多く、共感を得られました。

あなたも、キム・ジヨンですか?


 過去のじぶんも、未来のじぶんも、もちろん今のじぶんも、すべてのじぶんを認めて、労り、感謝して生きていきたいと思えました。

ありがとうございました。

今日もよい1日を☆









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