愛知県にスーパーマーケットを展開する株式会社ヤマナカの財務諸表(第67期第3四半期)を見てみる

「ヤマナカ 3月期 純損益2年ぶり黒字化 値上げやPB拡販効果で 今期は減収増益」という記事が目についたので、株式会社ヤマナカをEDINETで調べることにした。

四半期連結貸借対照表,バランスシート/BS

「連結貸借対照表,バランスシート/BS」。大きな数字と私が気になるところに着目している。

次に純資産の部で利益剰余金合計。前連結会計年度(2023年3月20日)が、62億2000万円だったのに対し、当第3四半期連結会計期間(2023年12月20日)は、63億300万円と増加しているので、稼いでいる。当第3四半期連結会計期間(2023年12月20日)の負債合計(243億円)と純資産合計(163億円)のバランスをみると、負債合計が上回る。

四半期連結損益計算書

次に連結損益計算書(PL)。こちらも私が気になるところに着目している。営業利益は前第3四半期連結累計期間 (自 2022年3月21日 至 2022年12月20日)が、マイナス4億1900万円だったのに対し当第3四半期連結累計期間 (自 2023年3月21日 至 2023年12月20日)は、3億5900万円と増加しているので、当連結会計年度 (自 2023年1月1日 至 2023年12月31日)の営業の調子はよかったようだ。最後に報告書をみると、商品施策は、生鮮食品販売強化に加えて創業101周年のお得商品や増量品を豊富に揃えた101周年記念商品を販売するとともに、当社オリジナル商品として素材や製法にこだわった「新潟県村松産こがねもち」や「北海道産とよまさり大豆100%使用の豆腐」の販売を開始。また、連結子会社のサンデイリー株式会社では炊飯事業が開始され自家炊飯米飯を使用した惣菜を製造など、“ヤマナカ・フランテならでは商品”の開発・展開にグループ各社と連携して取り組む。経営効率の向上では、生産性の向上を図り経営資本の分配見直し。システム導入や更改、デジタル化による業務の見直しを進めており、本部適正人員化による本部生産性の向上について取り組む。販売施策は、「ヤマナカ公式アプリ」のバージョンアップを行い、会員カード「グラッチェカード」と「ヤマナカアプリ」の一体化を進め、ポイント登録や電子マネー決済、利用履歴の確認や予約販売などができるようになり、更に便利な機能が追加。といったことが書かれている。


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