スシローペロペロ事件などの迷惑動画拡散時代における閉鎖的なメタバースSNS。

https://apps.apple.com/jp/app/bondee-%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC/id6443947003

スマートフォン向けメタバースSNS「Bondee(ボンディー)」が登場して若者に人気となっている。このBondee(ボンディー)は、友達登録は「50人」までに限定されている。限定となっている要因は様々あると思うが、1つはより身近な友達同士の会話やコミュニケーションがSNSで拡散されやすくなっているということが言えると考える。また今の若者はSNSは当たり前に使いこなし、友達と現実世界で遊んでいるときも、スマホを手放さず、SNSと使いコミュニケーションをしている。が、TwitterやInstagramといったSNSは誰とでもコミュニケーションができるし、会話を限定公開できるが、基本適には「オープンな空間」となっている。そのオープンな空間で友達同士でコミュニケーションをしていると、それを覗いた他者が面白がって拡散する可能性はゼロではない。限られた友達同士のコミュニケーションが、いつの間にか日本や世界の人々にまで知れ渡ってしまうし、友達同士のちょっとした悪ふざけであっても、スシローペロペロ事件などのような仲間が撮影し投稿した動画が簡単に日本中やネット上に拡散してしまう。(注:私は悪ふざけを容認しているわけではない。)
これはある意味恐怖でもあるが、一方でロシアによるウクライナへの軍事侵攻などの悲惨な出来事を、日本に住んでいる私たちに伝え、その結果侵攻により被災してしまい困っている人を支援、サポートをすることもできるといった良い面もある。今回、Bondee(ボンディー)のような閉鎖的なSNSが登場したが、これはある意味、使う目的に合わせてSNSが最適化された「適材適所」ならぬ「適SNS、適人(友)」のようなものだと感じた。


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