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日本の謙遜文化が「あなたの魅力の受け取りを阻んでいるかも?」という話

日本には謙遜の文化が根付いている。

ほめられても「いやいや、自分なんか」「まだまだです。精進します」みたいな返しをすることが是とされているのだ。

僕も、ほめられるのが苦手で、つい謙遜してその場をしのぎたくなるが、最近では「ありがとうございます」とお礼を伝えるよう意識している。

日本人の自己肯定感は、世界の中でもかなり下位だそうだが、それは自分の魅力をしっかり受容できていないからかもしれない。

成人後は、ほめられる機会が減り「やって当たり前」「できて当然」といった見方がされがちだ。

一日の終わりにその日の振り返りをするようにしているが「あれはやって良かった」「あの場面でのあの発言はプラスだった」など、自分のポジティブ面を日記に記すようにしている。

元来、人間はネガティブにできている。

そして災害の多かった日本列島で暮らしてきた我々は、輪をかけて不安にさいなまれやすい遺伝子を持っている。

自身の魅力を受け取る第一歩として、日々のささいなことを認め「自分ほめ」を習慣化するのが効果的だ。

この生きづらい時代に希望を捨てることなく、こうして暮らし続けているだけでみんなに価値があると思うのだが。

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