会社を辞めてフリーランスになったのが、約10年前。

集団の中で仕事をすること自体が、大きなストレスだった僕は、独立後、解放感もあって仕事に打ち込みました。

やればやるだけわかりやすい成果が出ることもあり、仕事は楽しかったです。

様々な仕事を並行して進めながら、睡眠と食事以外はひたすら仕事をするという暮らしを続けていました。

しかし昨年に入ってから中途覚醒が続き、疲労困憊に。

原因は仕事中毒。そう、僕はいつのまにかワーカホリックになっていたのです。

元々、不安が強かったこともあり、仕事が途絶えないことを常々意識。いただいた依頼はできるだけ受けるようにしていました。

その結果、タスクは山積みになり、いくら働いても締め切りに追われ、リラックスできない状態に。

心身のコンディションを数値化できるテストを受ける機会がありましたが、「交感神経が優位になりすぎている」という事実を突き付けられました。

数年、休みらしい休みをとれていなかったのですが、ようやく昨年末から休むことを覚え、仕事は極力セーブ。

疲労は抜けていき中途覚醒もなくなり、健康を取り戻すことができたのです。

あのまま走り続けていたら、確実にバーンアウト（燃え尽き症候群）に陥っていたでしょう。