読了：人生ドラクエ化マニュアル - 覚醒せよ！ 人生は命がけのドラゴンクエストだ！
JUNZO (著)

【概要】
■この本を読めば、
1.仕事で失敗する度に落ち込んでいたアナタが……
　⇒失敗すら楽しみ、攻略法まで見いだすようになるだろう！
2.口うるさい上司が嫌でしょうがなかったアナタが……
　⇒むしろ、上司との闘いが楽しくてたまらなくなるだろう！
3.世間体を気にして、思い切ったことができなかったアナタが……
　⇒自分の思うままに楽しく行動できるようになるだろう！
4.やりたいこと、人生の目標を発見できていなかったアナタが……
　⇒血が湧き立つ夢と出会い、人生がドラクエ化するだろう！

【所感】
ゲームの三大要素を人生に投入すると人生はゲーム化する。
とはいえ、ゲームと人生で何が違うか。
ゲームであればリセットできるが、人生はヘタすると野垂れ死に（ゲームオーバー）することですが、その「野垂れ死に」するかもという危険性も人生ゲームを盛り上げてくれる要素として扱う意気込みこそが本書の要点に感じました。

苦痛に感じるようなものも捉え方次第で全て人生を楽しくしてくれるもの、というとらえ方に反転する。

ゲームの三大要素
1、目的
2、ルール
3、敵

マリオでは
ピーチ姫救出という目的のために
マリオ独自ルールで
敵（クリボー、クッパ）との戦いを楽しむゲーム

人生のゲーム目的も
「自分自身がワクワクするようなこと」に設定する必要があった。

人生での「敵」
人生のゲーム目的達成を阻む一切合切の障害
⇒遭遇したときに、マイナスと捉えず
・人生を面白くしてくれる
・経験値がもらえる
・倒しがいのあるモンスター
・攻略法を考えるのが楽しいパズル
と捉え、その攻略を楽しむ。

ゲームにおいて、敵がいなくなるとつまらなくなる。
人生の中に登場してくる敵（障害）は必要不可欠な存在

※「ゲームルールもどき」に惑わされない

映画監督やFC創業者、作家の人生に当てはめて解説しておるが興味深く面白かった。

そして、もっとも考えさせられたのが
【ゲームオーバー（死）】のルールについてでした。

・ある日、突然強制的に電源オフ（脂肪）
・コンティニュー不可。再ゲームさえ不可

人生がいつ突然ゲームオーバーになるかもしれないなら、いつ死んでも後悔しないように、ゲームオーバーのその日その瞬間、楽しみの真っただ中にいればよい、という。

まるでスティーブジョブズの名言だ。

＿人人人人人人人人人人人＿
＞　ただ、楽しめばいい　＜
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たかだか5,000円程度のゲームに面白さで負ける人生を送ってどうする。