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Taylor Stitch : The Morse Pant (in Washed Indigo Stripe)

少し前までは、次にボトムスを買うのならジーンズにしようと決めていたのですが、私の職場でもビジネス・カジュアル化が進み、オフィスで穿くことのできる少しキレイ目のカジュアル・パンツを買ってもいいかもなと思い始めていました。

といっても別にオフィスでジーンズNGという訳ではなく、お客様と対面で接することが無い日はジーンズで出社しています(お客様とのWeb会議は、上は白いオックスフォードのボダンダウン・シャツにジーンズを穿いてます)。

今までは『ウィークデーはスーツ(センタークリース入りのウールパンツ)、ウィークエンドはジーンズ』と必然的にオン/オフがハッキリしていたのですが、平日の職場でもジーンズを穿いてしまうとそれこそ一年中ジーンズになってしまい、『たまには違うカッコがしたい。キレイ目オヤジな恰好がしてみたい!!』という欲望が出てまいりました。

かといって普通のチノパンじゃ面白くないなとも思っていて、色々と品定めしておりました。

  • Rogue Territory 『Officer Trousers (15oz Stealth)』$265 ないしは『Infantry Pant (Khaki Selvedge)』$265

  • Left Field NYC 『Coal Miner (Dark Khaki N1 Deck Chino)』$220

  • Shockoe Atelier 『Ellis Canvas Trouser  (Khaki)』$218

  • (Tellason 『Fatigue Pant (British Tan Sateen Original Tapered Leg)』$198)

でも、いずれも高いのですよね… いまだ円安のせいで日本円だと3~4万円くらい。これに送料が加わるので、とても手が出せない…
これだったらいっそのこと INCOTEX とか PT TORINO (PT01) などのイタリアのパンツに振っちゃった方がイイかもなとも思ったり。

もしくは Made in Japan でも欲しいモノはいくつかあります。

  • BARNSTORMER 『NOP DRESS CHINOS, 1001P, 024KHK カーキ』¥19,580

  • Workers 『Officer Trousers Slim, Type 2, USMC Khaki』¥17,600

  • (F.O.B FACTORY 『BAKER PANTS, F0431, #14 OLIVE』¥16,500)

ジャパン・ブランドも捨てがたいのですが、できれば人とかぶりたくないというのと、ちょっと手に入れにくいインポートモノに惹かれちゃうのですよね。まぁ今でも洋モノに憧れちゃうというのは、古いオジサンの志向(嗜好)なのかもしれませんが…

そんな時に Taylor Stich から 25% Off クーポン・メールが飛んできました。
そういえば前回は Made in China と知らずに買ってしまい思わず愚痴ってしまいましたが、判って買えば別に文句はないのです。もちろん価格もそこそこリーズナブルであることが前提ですけれど。

というか私の愉しみ(個人輸入)をこれ以上我慢できない!! のでして、送料込み $150 USドルくらいだったら買っちゃおうかなと。

で見てみると、コットン 100% のインディゴ・ストライプ生地のワークパンツ『The Morse Pant (in Washed Indigo Stripe)』というのがあるではないですか。本当に藍染なのか判りませんが(おそらく違うと思っています)、私、「インディゴ」というフレーズに弱いのですよねぇ…
("The Indigo Shop" と題したコレクションを見てみると、同じ生地からなるトラッカー・ジャケット『The Long Haul Jacket (in Washed Indigo Stripe)』というのがありますね。惹かれるぅ。)

ジッパーフライ。地図のスレーキがステキ。

当然ドレッシーではないけれど、とはいえヒッコリーほどストライプ幅が太くなく、そこまでカジュアル過ぎないというのがツボ。
同じ The Morse Pant でも生地違い(コットン 65 % + ヘンプ 35% の混紡)3カラーはいずれも 8oz で、このインディゴ・ストライプのみ 11.5 oz と、肉厚フェチとしての最低ライン 11oz をクリアしているのも及第点(Tシャツは 6 oz 以上、パンツは 11 oz 以上というのがMyルール)。

まぁ何もよりもモデルさんの着画がシンプルでカッコ良いのです(もっとも、ショート・レッグの私が穿いたら絶対にこうはならないことも理解していますが)。

太すぎず細すぎずで僅かにデーパードしていて私好みのシルエット

白Tとインディゴ・ストライプの組合せはテッパンですよね。
それにリジッド・デニムと違って普通に気軽に洗濯できるのがイイですね。
それこそ若い頃は、色落ちのために最低1年間は洗濯しないぜ、それが漢だぜ、とイキッてましたが、歳をとったせいか最近は「まぁそれだけじゃないよな」と思うようになってきた自分がいます。

足元の Converse はおそらく Chuck Taylor (CT70) でしょうか

値段は $138。25% off クーポン (-$34.5) を適用して $103.5。
配送料金が $33.3 だったので、送料ぶんがチャラになりました。

配送は DHL、以下に貨物追跡情報を記載しときます(主要ポイントのみ)。
9/13 オーダー --> カリフォルニア州オンタリオ (おそらく Taylor Stitch の倉庫かと) --> ロサンゼルス Gateway --> 9/14 シンシナティ Hub
--> 9/15 大阪 --> 9/16 通関--> 9/18 佐川急便に引渡し --> 9/19 自宅着

それではジツブツ検分に参ります。

荷物は簡易なビニール・パッケージ。
今回は高級品ではないので構いませんが、イイモノ買ったときはもう少ししっかり梱包されるのでしょうか。

無造作な感じがガイジン仕事っぽい

シルエットはややテーパードされたストレート。
いたってクセの無い普遍的なデザインですね。

オーセンティックなストレート

フロント部分。股上はミディアム・ライズ。
シャツをタックインしてもカッコ悪くならないですね。
説明文によれば太腿まではストレートで、膝下からわずかにテーパードしているとあります。ジッパーフライ。

ウェストバンド部の縫い目はトリプル・ステッチでガッチリと

フロントのポケットは斜めに切り込まれたスラッシュ・ポケット。
遠目に見てもハッキリ判り、ドレス寄りではなくてカジュアル感が強いです。私は前ポケットにはあまりモノを入れませんが、使いやすそうです。
ボタンはメタルで Tylor Stitch と刻まれていますが、あまり高級感はないですねぇ。

ジッパーは信頼のYKK

バックは左右ともにフラップ無しのウェルト・ポケット。
玉縁は、キレイとは言いませんが、シッカリ縫ってあって頑丈そうなのが Goodです。ベルトループも丈夫そうです。
ヒップにダーツを施してますね。説明文にあるテーラード・フィットとはこのことを指すのでしょう。

バックは左右ともに両玉縁ポケット

一番のお気に入りなのが地図のスレーキ。生地厚(5oz)もあって良き。誰も判らないところにこだわっているのが堪りません。
サンフランシスコの地図のようですが、本当にリアルな地図なのか判りません(笑)。

フロント・ポケットのスレーキ

よく見ると、バックポケットの両端が閂(カンヌキ)処理されています。説明文に、ストレスポイントにはバータックが施されているとありますね。

バック・ポケットのスレーキも同様

ほどほどの価格で、つくりは良さそうです。
10月に入り涼しくなってきましたので早速穿いてみたいと思います。
上は白やサックス・ブルーのオックスのボタンダウン・シャツでも良いですし、10月中は SAINT JAMES の OUESSANT SOLID が良いかなと。

size 28 (サイズは inch 表記)
Waist : 30
Rise : 9½
Thigh : 23
Knee : 16¼
Leg : Opening : 14½


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