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LOLO : プルオーバーシャツ (オックスフォード, オフホワイト 型番LS-3)

以前にも書きましたが、SOUTIENCOL のプルオーバー・タイプのリネンシャツ 『Re-Make POLO』が大のお気に入りとなり、今のMyブームは「リネン」もしくは「プルオーバー」のシャツ。

次に買おうと狙っていたのは、1894年アイルランドで創業した James Mortimer の代名詞ともいうべきアイリッシュリネンを使った『Long Sleeve ボタンダウン』か、もしくは1995年渋谷ガード下でフランス古着の専門店としてスタートし2000年に旗揚げした日本のファッション・ブランド LOLO の『プルオーバー』と定めていました。
(本来は並べて比較する対象ではありませんが…)

で、本当は James Mortimer が欲しかったのですが、昨今の原材料高騰&円安で今や税込み 28,000円 を超える値段となっており、なかなか手が出せずに悩んでおりました。。

一方の LOLO はこの秋から価格改定(税抜き 15,000円 → 16,500円)があると知り、それゆえ買うなら旧来プライス品が残っている今このタイミングしかない!とフンギリを付け、購入いたしました!

もともと「白いオックスフォード生地のボタンダウン・シャツ」が好物で、洗い晒しのままでも爽やかでラフ&タフに着用できるし、たまにはアイロンを掛けてパリッと着ることもできるし、今回の LOLO プルオーバーもそのバリエーションの一つとして捉えることができるかなと。

で、気になると色々と調べたくなるタチでして、ググッていたところ公式ブランド・サイトのブログに "定番シャツ LS-3の話 (投稿日: 2012-06-13)" という投稿記事を見つけました。
詳細はリンク先を参照いただきたいのですが、ポイントは以下の通り。

・デザインコンセプトはタイトなプルオーバー
・1つ目のポイントは襟ぐりの大きさ
・2つ目のポイントは袖の細さ

このプロダクトは1997年9月から販売しているとのことで、25年経った今でも古びれず、LOLO の定番であり自信作でもあるようですね。

それではジツブツを見て参りましょう。って実は既に一回着用して洗濯してまして、洗いざらしのままです。

生地はコットン 100% のオックスフォード・ファブリック。度詰めされてる感じで、しなやかなんだけどハリがあって私の好きなヤツですね。
襟も柔らかで芯地が入っていないのかな?と思ったのですが、ブログを見返してみると薄い芯地が入っているとありました。納得。

ハリのある白いオックスフォードは私の好物です

見ての通りのプルオーバーですが、シルエットがわずかにシェイプしてスマートなのに対して、裾が結構ラウンドしていて、丸みを帯びた襟とともにパったと見は柔らかいというかキュートな印象。

両脇に大きなポケットがありスモックっぽい

ヨークを見ていただくとよく判りますが、ダブルステッチでしっかり縫われていて、タスネスな作りです。
色は "オフホワイト" との表記で、真っ白でもないけど生成り(ECRU)ほど黄味掛かっていません。

既に一回洗濯していることもあり、パッカリングが出てますね

特徴の一つがこのラウンド・カラーと一つボタン。
ブログによれば、ラフな雰囲気にするために敢えてカドの無いようにデザインしたとあります。
ボタンはポリエステルでしょうか(LOLO の他のアイテムを見ても大きめのボタン(シェルではない)を使うことが多いようですね)。

ボタンは一つですが、結構大振りで存在感があります

前立てはかなり太め(幅広)で、ボタンを留めてもよいですが、留めずにインナーのTシャツがのぞくくらいに開けてかなりリラックスした印象にしてもだらしなくならないと思います。
襟ぐりは少し大きめですが、襟がふにゃりと崩れることがないので、少し立てて立体感を出すことでイイ感じになります。

立ち襟からVゾーンの開き方に掛けて色々と工夫できそうです

大きく丸くラウンドした裾(ヘム)と袖口。身幅をタイトにしているせいか、袖も細めの作りで、スモックっぽいのだけれど全体としてスッキリとした印象。袖の縫い合わせもダブルステッチですね。

剣ボロの根本部分もガッツリ縫ってあります

デザイン上の大きな特徴のもう一つがこの横脇のポケット。前身ごろから後ろ身ごろに掛けて腰位置に斜めに切られた大きなパッチポケットがついてます。スモック/マリンウェアな雰囲気が強く出るところです。

大きなポケットはデザインと実用の両面の意味がある

最後にSOUTIENCOL の『Re-Make POLO』と重ねてみました。
・上 : LOLO プルオーバー (size M、オフホワイト)
・下 : SOUTIENCOL Re-Make POLO (size 1、ホワイト)
(微妙にホワイトとオフホワイトのカラーの違いが判りますね)

ユニセックスで、size S は女性用、size M が一般のメンズSです

おおよそ同じようなサイズ感ですが、実は LOLO の方が半回りほどスリムです。基本コンセプトが「タイトなプルオーバー」ということもあり、着脱するのが少し窮屈ですが(生地の度が詰まっていてあまり伸張しない)、着てしまえばスッキリとしたシルエットです。

一回着てみましたが、今年の夏の暑さではさすがにちょっと暑くて着るもんじゃないなと思いましたが、9月中盤あたりから出番がくると思います。
オックスなのでシーズンを通して長く着用できるのもよいですね。
気に入りました!!

さて、一度好きになっちゃうと、色違いとかファブリック違いが欲しくなっちゃうのですが、次はどうするかなぁ。。。

size : M (センチメートル表記)
肩幅 … 44
身幅 … 52
着丈 … 67
袖丈 … 60

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