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あなたは誰かに生かされている

20年前くらいに母方の祖父が亡くなりました。
そのお葬式の時のお坊さんの説法で話されてたのが、
「あなたは誰かに生かされている」という内容でした。

人間は、誰しも、けっして一人で生きているのではない!!
色んな人の思い・愛・力を貰って生きている!!
生かしてもらっている!!
逆もしかりで、あなたは誰かに思い・愛・力を与えている!!
そうして誰かを生かしているんだ!!
そのことを理解し、そして感謝し生きていかなくてはならい。
だから簡単に自分の命を諦めてはいけないんだ!!

*かなりザックリ書きましたけど。

この説法を聞いた時、自分はかなり尖がった若造だったんですが、なぜか胸に刺さりました。

僕は10代の頃、「生きてても面白くないし早く死にたいな」と思いながら、ただ無駄な時間を生きていました。
別にイジメられていたわけでもなく、それなりに友達もいて他の若い子達とそんなに変わらなかったと思います。

僕の父親は借金をしては祖父に肩代わりをしてもらう。こんなことを繰り返した挙句、祖父にお金がなくなると家中の現金や金目の物を持って、さっさと夜逃げをしてしまう。クズのような人間でした。
当然、両親は離婚しました。

なので、とにかく働かないといけない。でも、この時、高校1年生でした。

*今、高校を辞めて働いても稼げるお金はしれているな。
*高校を辞めるって言ったら母親が悲しむだろうな。
*無理してお金をつくろうとされるのも嫌だな。

という理由から学校以外の時間は全部バイトにあてよう。と決め、自分に掛かるお金は自分で稼ぐことにし、バイトばっかりしてました。
まあ、たまには友達と遊びましたが。友達と遊んでいても正直ろくな事しないんでバイトやってる方が良かったと思います。
そして自分にかかるお金は全部バイトして稼いだお金で賄いました。当然、学費も自分で払ってました。

そんなこんなで高校を卒業して就職しました。
そして給料は全額生活費として家に入れていました。
まあ母親を養うという1つの生きる目的になっていたと思います。

彼女もいて、友達もいて、それでもなんか生きてて楽しくない自分がいました。
そんな時にこの説法を聞いたんです。
この説法を聞いて何故だかハッと自分の周りにいる人たちの顔が浮かびました。
「確かにこの人たちに生かされてるよな」と素直に受け取ることができました。それと同時に「じゃあ、自分が生きてて面白くない」「早く死にたい」って思いながら生きていると、誰かの人生を面白くないものにしてしまってるんじゃないかと思いました。
そして、こうも思いました。
自分は凄く甘ったれているんじゃないか!!色んなことを言い訳にして本気を出せていない自分を誤魔化しているだけなんじゃないかと!!
そう思うと今までの自分が、とても情けなく、とても惨めな人間に思えました。自分自身を嫌っている自分がずっとどこかにいたんだと思います。
じゃあ、ここから「一生懸命生きてやろう!!」と思いました。

そのあと本当に心から好きになれる女性と出会い結婚して、自分の命よりも大切な存在(娘)が生まれ、本当にやりたいと思える仕事に出会い自営を始めて、今では「絶対に死にたくない!!」と思いながら生きています。

正直、すべて、あの時に聞いた説法のおかげとは思いませんが、1つのターニングポイントになったことは確かだと思います。

誰しも誰かに生かされているんだ!!そして自分も誰かを生かせているんだ!!

これからも、そのことを胸において生きていこうと思います。


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