自分が何らかの写真の決意をした時に、その決意のたびに、その決意に最も合ったカメラをセレクトして購入しないと作品撮りを始められない変な癖を何とかしたいとずっと思っていました。

作品ごとにカメラを新しくするんだ！
と言うとカッコよく聞こえるかもしれませんが、要するにカメラが欲しいだけです。
それだと所詮、写真に取り組んでいるふりをして実はカメラのことしか見てないんじゃないかと思うようになりました。

その反省を踏まえ、今このnoteにアップしている写真は、家にあるカメラを使うことに決めて撮り始めた写真です。
古く売れなくて放置していた、たまたま家にあったカメラをかき集めて使っています。

写真に求められるのは何なのか？

例えば、ストリートスナップを撮影したいと思った時に、私なら無意識に森山大道氏を想像してしまいます。
森山大道氏への影響なしに、スナップを撮影することが私にはできません。

なので、できるだけそこに影響されないように何かを残したいと思っています。
という試行錯誤をしたいなと思っています。