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NAMIDA at backyard

2021年6月18日金曜、ライブを見たんですよ。
Adam at /Frontier Backyard @アポロベイス
その話。

前日か前々日にTwitterのイベンターさん公式が開場開演早まったでのアナウンスがあり、ほんとに休み取って用意しておいてよかったなと。パブサしたら早すぎて仕事で行けへんの人散見したし。終演20時のおケツ決まってたらもう、そうなりますわね。
己も直前までチケ発券せんと様子は見てたしな。
というわけで開場時間にどうにか現地。アポロベイス、来年3月で建物老朽化で閉店しちゃうんだけど新栄周りもそもそも久しぶりでお店は結構変わっていた。ベイスになってから何度来たかは覚えていない。が、前身シアターからで言えば20年は通っているし学生コピバン時代にステージにも立った事多分あったはず。思い出語るとそれで終わるんでまた今度。
そしてライブハウスに来るのが半年以上ぶりだった。2020年の11月にLOW IQ 01&rhythmmakers+のボトムライン以来。それに気がついて前日から感動に打ち震えていた。ライブがある世界にちゃんと生きてたよかった忘れそうだった。

先にフロンティア、次にアダムとアナウンスもあってとりあえずライブ耳栓装着して前列2番目左はじの、ドラムが良く見えそうなとこのマス目の中で大人しく待つ。
フロンティアはたった2人のステージだった。歌と鍵盤の田上くん、ドラムとデスクトップ操作のただこさん。
直近配信の「infi method」からだった。MV視聴して2人が2人でずっと音楽やってる事に圧倒的感謝しかないと思ったんだけどライブで聴いてもその尊さしかなかった。前述のように生の音楽ライブが半年ぶりなので感動しすぎてちゃんと音楽聴けるか心配だったけど、耳からじゃなくて浸透するようだった。全身から染み込んだ。そんな曲始まりだったのもよかった。
覚えてる範囲のセトリを先に。
infi method
(新しいやつ)
fun summer end
(もう一曲ぐらいなかったっけ?)
sauté
city lights
always remember
puttin‘ in BGMs
Pop of D.
(新しいやつ)

※フロンティアを存じない方はこの辺り↓のツイートから色々掘っていただければ。

https://twitter.com/fbyofficial/status/1402543331133906946?s=21

infiからもう1、2曲ぐらい新しいものを演りつつfun summer endもしっとりじんわりグルーヴで田上くんの歌とただこさんのドラムコーラスを噛みしめ系。田上くんの声はぶっきらぼうでひょうきんで優しくて裏声も美しい。じわーーーっと全身でしみじみ受け止めていた。
MCでは久しぶりのなんのこたーないお喋りから、演者も久しぶりなんだよ嬉しいというのを爆発させすぎんようにしてた感じを受けた。全部いとしいのでもう、だめですね。レポにはならん。主観しかないでーす。
sautéでクラップしておてて振って色々思い出した所でcity lights。
city lights。
ほんとにね、前日の仕事中ずっと脳内ヘビロテして好きすぎてライブで聴いた瞬間泣いちゃうだろうなと思ってもう泣きそうになってたの。仕事中に。仕事しろよ。(自由です)
泣いたね〜。号泣して膝から崩れそうだったけど目と耳、五感でライブ焼き付けなきゃのお気持ちでどうにか立ってた。そんでぴょんぴょん跳ねたいリズムの曲であるもんだからまあマスクも汗と涙でびっしょびしょですわ。
続けてalways remember。それもさ〜、好きなのよ。フロンティアの好き曲で打線組むとクリーンナップに来そう。新体制始動の頃の思い入れもある。声が上げられないのでおててを、お顔を上げてクラップしてハンズアップして音楽を浴びて楽しむ。田上くんがこっち見て笑いかけてくれた気がした。そんくらいの距離なので勘違いしても自由。それにしてもただこさんのドラムは美しい。セットもフォームも姿勢も美しい。おまけに声までいい。永年推し続けてもずっとかっこいい。推してて本当に良かった。私はお目が高いほんとに。
puttin‘ in BGMsは今までも何度も何度も、ライブハウスでもフェスでも、宮城まで見に行ったAIRJAM2012でも聴いた踊ったおててを左右に振った。脳みそが覚えてなくても皮膚が覚えてるなと思った。シビれる感じ、振動、表皮から真皮、内臓へまでしみこむ音楽。この間、もちろんずっと涙出ては引っ込めまた泣いてとしていた。正気じゃないけど上等。ライブはそんでいい。マスクして声出さないだけずいぶんまともに正気だと思う。
まったりとしたPOP of Dでやっと息吸って吐くの思い出した。
もう一曲多分新しいのをまったりと演って終わり。
もっと見たい気持ちはあるのだがマスクもあるし久々のライブムーブしたし体力がもたないしこれ以上の刺激は身が持たない。ありがとう。来てくれて。そんでいい。

対バンのAdam atは前情報ほぼ入れず見たのだけどめちゃくちゃ楽しかった。
インスト楽しいジャズ系なんやんな?とほんのり思ってはいたが予想の鋭角斜め上な感じのお兄さん達がステージにわらわらと出てビックリした。いかついやんちゃそうな兄ちゃん達。演奏が始まればやんちゃではあるがメロディは美しくしっかりジャズで、かつ踊れる。跳ねる。MCを聞けばメンバーは皆さんパートタイマー(笑)であると。ドラマーさんはスキャ大好きマンでスキャのロンT着てお写真撮ったんだ〜とうきうきしていた。おふざけMCと笑顔でみんな愛しやすい。黙々と弾くギターさんがやさしいズ(お笑いの)のタイさんみたいな佇まいで好みだった。
踊って踊って汗だく。
終演して、多幸感と寂しさを混ぜながらライブハウスを後にする。
外の写真はバシバシ撮っといた。

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入場前。もうすぐなくなってしまうのかぁ、と。

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おNewのTeeをおろした。音楽のライブへお笑いのTシャツ着ていきたいマンなので。ハナコ・かが屋・ザ・マミィ・ゾフィーの東京BABYBOYS9の、大好きなイラストレーターさん(doccoさん)デザインのやつ。

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終わったあと。フライヤー記念に欲しかったけどなかったので貼ってたミニポスター撮った。

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うん。

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うん。エモ。

SCAFULLKINGをAIRJAM’98で見て以来、田上ソロ(TGMX)そしてフロンティアも2人になりそれでもずっと田上くんとただこさんを追って遂に23年よ。ずっとやってくれているのであんまり休まずずっと見てる。のでスピッツイエモンユニコーンとかとはまた違う思い入れがある。
2人しかいなくてもバンドは生命体だし、その生命体はとても美しい。
ずっとやっててくれてありがとう。ずっと素敵で嬉しい。
これからも多分ずっとだいすち。ライブまた早よ見たいな。今度ははっちゃけて。


この6月はお笑いのライブビューイング「タイタンシネマライブ」と今回のアダムフロンティア、そして6/30スピッツを見る充実の月になっている。
先日の記事で書いたスピッツの急遽決まったアリーナツアー、無事名古屋が1枚当たった。これを書いてるのが6/29、明日遂に見てきます。
その前に、脳が書き換えちゃうのは勿体ない、忘れたくない気持ちとか思い出とかを書いておこうと思ったのでした。

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