私が思う、優秀な人の特徴は問いに対してシンプルな答えがすぐに出せる人です。

その答えが的確なのは言うまでもありません。
では、何故そんな人が優秀だと思うのか？

そんな方の周りにはたくさんの人が集まってくるからです。　
人が集まれば、より大きな事ができる可能性が高まります。

ラジオやテレビで、「視聴者からの質問に何でもお答えします」
なんて場面良くありますよね。
あれに、時間内に的確に答える出演者は私にとって尊敬に値します。

どうしたらそのスキルが身につくのかを考えてみました。

出した答えは、ルーティンからの脱却です。

当たり前ですが、答える為には考えないといけません。
私の日常を振り返ると、驚くほどルーティンにまみれています。
それで仕事、生活ができてしまうからですね。
「考える」必要がないまま生活が成り立ってしまいます。

まず、「考える」環境に身を置かなければなりません。
本を読むとか、テレビを観る、映画を観るのはもちろんですが、「人に会う」のはとても有益だと思います。
会って色々聞いてみる。
昨今、会う手段はたくさんありますよね。
営業職の方はスキルアップの文脈で顧客訪問を行えば、普段の業務が新鮮になるかもしれません。

考える環境に身をおいたら、次は物事を抽象化して考えるのが大事。

これが出来れば、一つの事を他で転用したり、他から当該案件に当てはめたりが可能になります。

これを簡単に言うと「例え話」です。

優秀な人は「例え話の達人」。

物事を抽象化して考える方法は、ビジネス本なんかでも紹介されてますが、これが難しいんですよね。

私が実践しているのが、「例え話の分析」です。

例え話を聞いて「なるほど！」「上手い！」だけでなく、
「抽象化するとこうなるから、これと結び付くんだな」
とか
「この話しの規模を小さくするとこうなるんだな」
等と分析すると更に「なるほど感」が強まり勉強になります。

問いに対して、的確でシンプルな答えをすぐに出せる。
努力して、是非身につけたいスキルです。