自作真空管プリアンプを昇圧しよう
こちらの記事の続きです。
今回は自作真空管プリアンプの昇圧をしてみます。
これ⤵はamazonで売ってる昇圧基盤。
8~32Vあたりを入力すると45~390Vに昇圧してくれます。
アウトプットは0.2Aまで流せるため、真空管(10mAとか)にはとても使いやすそう。
一応、未ハンダとか割れとかないか確認。
商品レビューだと電解コンが逆になってたという事例もあった様子。
出力電圧調整用のポッドが横向きになったのは嬉しい気がします。
ノイズ除去回路をくっつけて電圧確認。プリアンプに繋いでみます。
12AU7だと、今まで(35V動作)よりもパリッと張りっとブリブリして、キラキラ感が増えた感じ。ええやん。
出力も大きくなり、アウトプットボリュームを絞らないと良い感じの歪みを簡単に通し越してしまいます。
これならアンプと同じトーン回路を組み込んでも良さそう。
こんなものも届きました。
PSVANEというメーカーのECC83(AX管互換)です。
0.5 0.5と書かれたシールが貼ってありますね。
こちらに差替えてみると、さらに出力レベルが上がり、あっさりとした印象に。オーディオっぽい感じなんですかね。色々と弄ってみましょう。
ちなみにこの管は35Vだとヘナヘナな音になりました。
低電圧で動かすならAU管系じゃないと上手くいかないのかもしれません。
共通事項としては、出力レベルが上がったためにゲインつまみを下げるという調整も有効な塩梅になってきました。
ここにはハイパスフィルターも入っているため、ゲイン下げる=低音域をカットしつつ適正なゲインに調整ができるため、低音のボワボワしたところを始めにカットしつつゲインを落としていくという感じです。
このプリアンプとアンプの間でバランスと取っておき、プリアンプの前でブーストを掛けると良い感じの歪みになってる気がします。
大成功?ということで、そのうちプリアンプの箱に昇圧回路を組み込めるようにしていきましょう。大きな箱に変えないと難しいかなあ?
こちらのnoteに続きます⤵
ちぎっては投げ、ちぎっては投げ、試行錯誤を繰り返して、楽しかったり上手く行ったところを書いていたりします。 貴重なサポートを頂けますと、なおさら色んなことを試して書きます!