第3回〜なぜ過去問をやるのか〜
さて、前回は
「まずは合格者の話を沢山聞いて、彼らのやってきたことの共通点を見つけるべきだが、司法試験に関しては合格者の共通点はほぼ確立している」
というお話をしましたね。
で、今回は
「合格者の共通点はなにか」
についてのお話をするという予告をしていました。
もったいぶらずに単刀直入に言うと、
ズバリ過去問です。
それも、一回解いただけでなく、
2回3回、多い人はすべての年度を
8回解いたという方もいました。
何回解くかはさておき、
読者の方の中には
「・・・なんだ、過去問かwそんなの分かってるよ。過去問やるのなんて当たり前じゃん。わざわざこんなの読むのに時間を割いて損したわ。」
と思ってる方、いらっしゃると思います。
でも、なぜ過去問が試験の勉強において
マストと言えるほど重要なのか
ちゃんと考えたことってありますか?
おそらく、
「過去問は普通やるものだから」
みたいな理由になってないような理由が
多く出てくるのではないかと思います。
どこかの回でもお話ししましたが、
過去問が何のためになるのかを
ちゃんと理解しておくことで
過去問を解く際も意識することが増えて
身につくものも格段に増えると思います。
目的意識を持つってやつです。
さて、とは言いつつも
私も最初合格者の方からお話を聞いたとき、
なぜ過去問が大切なのか分かりませんでした。
なので、当然聞きました。
そして、その中で自分なりに
過去問の役割について
いくつか答えを出しました。
それは、
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