見出し画像

「アーバンギャルド天才馬鹿」は凄まじい馬鹿映画だった

 Amazonを眺めていたら突然現れたこの映画。ジャケットに松永天馬さんがいてタイトルにアーバンギャルド、見るしかないな。
 そう思いDVDを購入して見てみた。

 これはアーバンギャルドファン必見の映画だった。浜崎容子さんの一個前のボーカルである鮎川じゅんさんも少し出てた。というか初期メンバーは全員出てた。
 そしてサントラも今では聞く手段がほとんどない鮎川さんボーカルバージョンばかりでかなり資料として貴重だと思う。EDも鮎川さんバージョンの修正主義者でした。
 ストーリーはまぁ、よくわかんない。詩のレスリングチャンピオンだった桃青(松永天馬)が試合に負けてホームレスになる。そしてモテてる男になぜモテているのか聞くと、夢で呪文を教えてもらったと言う。その男についていくと、グループセラピーに参加する。そしてそのセラピーで男と桃青はキスをする。そうすると「ホモなんて信じられない」みたいな感じで男にくっついていた女達が出ていく。その帰り道、双子に追われる。そしてPSE問題のデモに参加する。そこで枡かき博士に出会い、研究所に招かれる。するとそこで博士の妻である朕子に誘惑される。すると桃青はイってしまい、洗濯機に頭を打つ。起き上がるとウサギの着ぐるみを着た天才になり、都市男のロボットを作ったが....
 何書いてるんだ私は。ストーリーは正直めちゃくちゃシュールでよくわからない。本当にテンポでそのシュールさに笑った方がいい。真面目に見ちゃダメ。
 なんかオチまで書こうと思ったけどまじで意味わからないからいいや。
 あとこんだけ書いてきたけどおそらく大筋は桃青とロリータ少女の恋愛です。そんな要素うっすいけど。

 総評としては、アーバンギャル、ギャルソンと馬鹿映画好き以外は特に見なくて良いかなって感じです。私的には大好きな作風でした。結構笑った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?