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スプレッドシートが遅い?!その悩みを解決!Googleスプレッドシートの高速化テクニック

スプレッドシートが遅い?!その悩みを解決!Googleスプレッドシートの高速化テクニック

はじめに

Googleスプレッドシートは、便利なツールですが、大量のデータを扱うときには読み書きの速度が遅くなることがあります。しかし、適切な手法を用いれば、その問題を解決することが可能です。今回は、Googleスプレッドシートの読み書きを高速化するためのテクニックをご紹介します。

データの整理

スプレッドシートが遅くなる一因は、不要なデータや計算式が多いことです。以下の手順でデータを整理しましょう。

不要な行や列の削除: 使用していない行や列は削除しましょう。これにより、スプレッドシートが扱うデータ量が減り、処理速度が向上します。

計算式の見直し: 計算式が複雑だと、スプレッドシートの処理速度が遅くなります。可能な限りシンプルな計算式を使用し、必要な場合にのみ複雑な計算式を使用しましょう。

Google Apps Scriptを活用した高速化

Google Apps Script(GAS)を活用することで、スプレッドシートの読み書きを一度に行うことができ、処理速度を大幅に向上させることができます。以下に、一度に複数のセルのデータを読み書きする基本的なスクリプトを示します。

function batchReadWrite() {
  var ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
  var sheet = ss.getSheetByName('Sheet1');
  
  var range = sheet.getRange('A1:B10');
  var values = range.getValues();
  
  for (var i = 0; i < values.length; i++) {
    for (var j = 0; j < values[i].length; j++) {
      values[i][j] += 1;
    }
  }
  
  range.setValues(values);
}

このスクリプトは、「Sheet1」という名前のシートのA1からB10までのセルのデータを一度に読み込み、それぞれの値に1を加えてから、一度に書き込みます。

まとめ

Googleスプレッドシートの読み書きが遅いと感じたら、データの整理やGoogle Apps Scriptの活用など、いくつかの方法で高速化することが可能です。この記事が、あなたがGoogleスプレッドシートをより効率的に活用するための一助となることを願っています。

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