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福岡ソフトバンクホークス歴代ドラフト2012年おさらい

2011年シーズン秋山監督の3年目でしたかね。リーグ優勝、日本一と輝かしい成績を収めましたがオフにエース杉内投手、ホールトン投手が巨人へ「ムネリン」こと川崎選手、「ワダオジ」こと和田投手が相次いでメジャーリーグへ移籍。FAで福岡出身の帆足投手を西武から獲得するも2012投手陣懸念シーズンとなりました。ドラフト獲得のキーは即戦力投手になるのか?振り返っていきましょう。

第48回ドラフト:2012年
1位 東浜巨 選手

当時スパルタ大学でおなじみ亜細亜大学卒、大学時代3試合連続完封勝利、度重なるベストナイン獲得、奪三振数のリーグ記録など凄まじい記録を残しており3球団の末ホークスへ。完封・完投能力が高く評価されていたが入団から3年調整や制球に苦しむもウエスタンリーグで孤軍奮闘する。2016年から安定した成績を収め、亜大フォークこと「シンカー」「ツーシーム」とストレートを武器に今もなお活躍している投手。2022年5月17日西武戦にてノーヒットノーランを達成している。

2位 伊藤祐介 選手

東北学院大学卒サウスポー、大学時代ノーヒットノーラン、東北福祉大を撃破した経験を持つ。入団後度重なる怪我に悩まされるもウエスタンで登板するも成績が伴わず1度育成契約更新。2018/10/31自由契約に。

3位 髙田 知季 選手

東浜投手同様亜細亜大学卒、大学2.3年ごろ複数の球団スカウトに評価されており3年時日米大学野球選手権大会に出場している経緯がある。「ジャパ」の愛称で知られディフェンス能力に長けており守備固め要員の一人。堅実な守備を高く評されるもホークスのユーキリティー鉄壁若手内野陣が要る為出場機会に恵まれずもっとバッティングが良ければの選手の一人。

4位 真砂勇介 選手

京都府立西城陽高等学校卒、高校通算52本塁打、走力◎、肩力も良く身体能力を期待されるもケースバッティングが苦手で1軍に上がると内容が良くないとよく評されるせいか2軍の帝王の一角を担うことに。ホークスの外野陣は毎年熾烈な争い、いつしかレギュラーの座を勝ち取って欲しい。

5位 笠原大芽 選手

福岡工業大学附属城東高等学校卒、お兄さんは元巨人の笠原将生さん。「ワダオジ」が開催する和田塾の一人でありnext杉内になるか期待していたが2018年12月育成契約に。2019年に引退。

6位 山中浩史 選手

Honda熊本から入団、アンダースロー右腕。入団し一年目ウエスタンリーグにて10勝最多勝利の称号を手にしている。2014年7月20日に東京ヤクルトと交換トレードで移籍。2020年引退。

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育成の部

育成1位 八木健史 選手

群馬ダイヤモンドペガサスから入団、捕手。2014年、10月31日戦力外。

育成2位 大滝勇佑 選手

地球環境高等学校卒、入団後右肘の再建手術。2015年10月4日、戦力外。

育成3位 飯田優也 選手

東京農業大学北海道オホーツク卒、オホーツクルートの先駆者。2014.5月11日に支配下登録。同年ウエスタンリーグにて東浜投手と2本柱でリーグ優勝に貢献。2015年以降リリーフにて活躍、2018年7月26日に阪神と交換トレード。のちにオリックスへ2021年10月5日、戦力外通告。

育成4位 宮崎駿 選手

三重中京大学卒、スタジオジブリ宮崎駿と同姓同名でネット界隈で騒がれる。ウエスタンリーグを中心に活躍するも2015年戦力外。

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2012年のドラフト振り返ると東浜投手の活躍が嬉しい年になりましたが他球団を見渡すとメジャーリーグでご活躍されている大谷選手、阪神の藤浪晋太郎投手、一年遅れ入団の巨人菅野投手など球界の宝となる逸材が。中でも三重中京大に関しては現楽天の則本投手がいたり二松学舎大付の元カープ鈴木誠也選手などスカウト手腕が非常に問われる結果に。セガサミーの宮崎敏郎選手はとってほしかったなと後の祭り。次回は2013年ドラフト振り返ります。


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