京都 嵯峨野 風鈴亭の四季~4月23日更新~
父が作って軒先に吊り下げた風鈴。ご近所や観光客の方々に愛でてもらってTVにも取り上げていただいたり。
今でも時々「TVにでてた風鈴の家だ!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。
その父も亡くなり、私が後を継ぎました。
風鈴亭と言ってもただの民家ですが、庭先やご近所の四季折々を気まぐれにご紹介したいと思います。
4月23日
桜のシーズンもほぼ終わり、嵯峨野は今、新緑の季節です。
トップに掲載したのは嵐山の新緑。
もう一回載せときますね(笑)
お馴染みの清凉寺でも新緑がきれい。
4月9日
このあいだの週末、嵯峨野の桜は満開。
お天気にも恵まれすごい人出でした。
英語・フランス語・スペイン語・イタリア語・韓国語・中国語・マレー語・ヒンズー語?・そして日本語・・・。
ありとあらゆる言語と民族が入り乱れ、さながらスターウォーズのモスアイズリーの酒場のよう?
我が風鈴亭の近所も桜満開です。
以前は風鈴亭の庭にも枝垂れ桜があったんですが、枯れてしまいました。
この庭の春のメインは石楠花。
大小5-6株あるのですが、まずは2株が花をつけました。
3月27日
先週末の嵯峨野はあいにくの雨模様。小やみになると嵐山の山肌をガスが昇っていきます。写真は天竜寺の境内。構図的には「雲竜の図」なんてノリで撮りたかったのですが、そこまでの腕はなし(笑)
清凉寺では地元の伝統芸能「大念仏狂言」の春季公演が行われていました。台詞がなく、鐘と太鼓だけのパントマイム狂言。演者も囃し手も地元の方々です。
風鈴亭の庭にはフキノトウが顔を覗かせています。
お隣りさんの庭には樒の樹が花を咲かせていました。
仏花として知られ、火除けの神様として京都の人々に親しまれる愛宕山の愛宕神社の神木でもある樒。
3-4月に花をつけるのですが、コレが凄い臭いを放ちます。
嵯峨野ではこの時期、お寺の近くにいくとたいていこの臭いが。
観光客の方々は「何だろうな。この臭いは・・・?」と思われるのでは。
「京都の春の香りです」というにはあまりに強烈ですね。
音声や画像のように「香り」がお届けできなくて残念です(笑)
2月27日
3月も近くなり日射しも明るくなって、嵯峨野も早春の気配です。
風鈴亭の老梅もようやく花をつけました。
向かいの竹やぶではウグイスが鳴いています。
一方、愛宕山はこの冬2度目?の冠雪。
今年は暖冬でしたね。
嵯峨野には今、春と冬が同居しています。
1月30日
1月も末になると嵯峨野は1年で最もひっそりとした時期に入ります。
とはいっても昨今は十分賑わっていますが(笑)。
何年か前の台風で大堰川が溢れそうになって以降、毎年この時期になると嵐山は川底の浚渫工事を行なうので、随分と殺風景なたたずまいとなってしまいます。
嵯峨野の「母なる山」愛宕山は、1月下旬に入ってようやく例年より遅めの冠雪が見られました。
この時期、山頂は昼間でも零下3~5℃となり、最後の急坂はアイゼンがないと登れなくなります。
2024年1月16日
松の内も明けて嵯峨野の人出もピークアウト。喧騒も一段落です。
ということで、年末から年始にかけての風鈴亭界隈をご紹介しましょう。
2023年12月24日
嵯峨野も年の瀬。
寒さもあって人出もやや少なめです。
風鈴亭もささやかながら新年の準備。
風鈴亭の「主」の傍らに葉牡丹を飾りました。
この時期、風鈴亭は意外に賑やか。
山茶花が冬の間ずっと咲き続けます。
そしてその前に。
嵯峨野にもクリスマスはやってきます。
2023年12月10日
紅葉シーズンも終盤。
今秋の嵯峨野の紅葉は期間も短く、緑からいきなり紅や茶色に変わってしまい、いささか残念でした。猛暑の影響でしょうか。
とはいえ風鈴亭の紅葉はまずまず綺麗。
電線が写ってないとよかったんですけどね。
昨夏に植え付けた寒椿。もう一鉢あった赤花のほうは猛暑で枯れてしまいましたが、白花はどうにか花をつけてくれました。
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