『アポロ13』午後ローを予習する。

 宇宙とかいて「そら」と読む。本日の午後ローは『アポロ13』。一九九五年の作品。
 アポロ計画三度目の有人月飛行であるアポロ13号に起こった事故と乗組員たちの生還劇を描く。原作は同船の船長を務めたジム・ラヴェルのノンフィクション『Lost Moon』。宇宙飛行士に憧れるキッズたちは絶対に観たほうが良いぜ。あと『スペースキャンプ』もな。
 監督はロン・ハワード。最近だと『ダヴィンチ・コード』シリーズが話題になりましたかね。『ガン・ホー』とか『ウィロー』のイメージが強いんだけどそれは個人的なジェネレーションの問題。
 船長のジム・ラヴェル役にはトム・ハンクス。だから『スプラッシュ』も『ビッグ』も『メイフィールドの怪人たち』も大好きなんだって。『グリーンマイル』も『ターミナル』もボロ泣きしたんだって。代表作が多すぎるんだって。うめえ。演技がうめえ。
 それから急遽パイロットに選ばれたジャック・スワイガード役にケビン・ベーコン。だから『トレマーズ』が好きなんだって。
 もうひとりのパイロット、フレッド・ヘイズ役はみんな大好きビル・パクストン。エイリアンともターミネーターともプレデターとも共演した希有な俳優。個人的には『ニア・ダーク月夜の出来事』が好きなんだって。
 そして不運にもパイロットから外れてしまったケン・マッケンジー役にはゲイリー・シニーズ。うめえ。演技がうめえ。
 あとエド・ハリスが渋い。かっこいい。
 限定された状況設定で、物語を成立させ、観客を飽きさせないというのは、やはり脚本、監督、俳優のレベルが高いってことなんだろうなあ、とぼにゃりと思う。名作。

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