『エボリューション』午後ローを予習ョン。

 本日の午後ローは『エボリューション』。二〇〇一年の作品。
 今年二月に亡くなったアイヴァン・ライトマン監督のSFコメディ。
 アイヴァン・ライトマン監督といえば『ゴーストバスターズ』がやはり特に有名だろう。本作もそのノリが好きな方にはオススメ。ほぼほぼゴーストがエイリアンに置き換わっただけのようなところもある。しかし大の大人が大真面目に奇声を上げたりスッ転んだりするって、それだけで面白いよなあと思ったり。
 主演はデイヴィッド・ドゥカブニー。大ヒットドラマ『X-ファイル』のイメージが強すぎて、それはそれで大変だろうなあと心配になるが、本人がどう思っているかは知らない。
 共演にはジュリアン・ムーアさん。『ハンニバル』のすぐ後にこれを撮っていたのかと思うと、ちょっと面白い。
 ショーン・ウィリアム・スコットも出ている。先日の『ファイナル・デスティネーション』で頭スッパリやられてた人。アメリカンパイとか俺たち喧嘩スケーターとかコメディの印象が強い。
 あとテッド・レヴィンさん。上手い役者はジャンルを気にせず幅広く活躍できるんだぜ、って感じを体現している人のひとり。すげえ。
 おなじみのダン・エイクロイドもいるよ。安心。

 コメディ映画は特にこう翻訳に苦労すると思うんですよね。『ゴーストバスターズ』とかもけっこう難しかったとは思われる。その結果色々と物議をかもすことになったとは思われるのよ。さらにそれをアテレコする声優さんも大変だったことだろうと思われる。けっこう声優さんの力量に委ねられる部分も大きかったと思われるのよ。結局なにが言いたいかと言うと、本作の吹き替えが誰なのかってこと。それというのも先日放送された『ヤングガン』がフジテレビゴールデン洋画劇場版で、エミリオ・エステベスが高嶋政伸さんだったのがけっこうショックだったのでまだ引きずっていると思われる。「うちの息子がやってます」じゃねええええええええええんだよ!
 と、当時やけに憤慨していた記憶を思い出してしまったの。
 今は和解している。

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