本日の午後ローは『ザ・スナイパー』。二〇〇六年の作品。未見。
　ちょっとメガネが汚れている。拭いてくるから、待っててください。
　
　
　さて、タイトルは『ザ・スナイパー』だが、狙撃シーンは予告を観たかぎりワンシーンだけだった。この時点でかなりの不安に襲われる。原題は『THE CONTRACT』。おそらくこちらの方が内容と関係あると思われる。たぶん。
　あらすじは以下の通り。
　ある日、息子と不仲の父親がふたりで山歩きに出かけたら、凄腕の暗殺者と出会った。以上。森のくまさんみたいな感じになったな。
　おそらく過去に依頼を受けた暗殺の裏に陰謀があったりなかったりして、その口封じのために暗殺者が暗殺者に追われて、死にかけたところを、親子に救われて、その親子ともども暗殺者に命を狙われて、じゃあどうするこの暗殺者を見捨てて逃げれば助かるんじゃね、でもそれって正義じゃなくね？　みたいな葛藤があり、なんだかんだあって、暗殺者を暗殺者の魔の手から救って、いつの間にか親子のわだかまりが解決していて、イェイ！　ってことになりそう。ならなかったら僕が完全に舐めてました。すいません。
　追われる方の暗殺者を演じるのはモーガン・フリーマン。もう結構なお年だというのに、川に流されたり、山の中を歩き回らされたり、崖を登らされたりするようなので、そっちの方が心配になる。からだだいじに。
　息子と不仲な父親はジョン・キューザック。元警官の体育教師とのこと。見た目も良いし、目つきも格好いいし、良い父親なんだろうけど、どこか頼りない印象を見せるのがうまいなあと思う。かなりはまっているキャスティングなのでは。
　ジョン・キューザックの息子を演じるのは、今や人気声優となった下野紘さん。からあげ、僕も好きです。今度一緒に食べに行きましょう。近所にオススメのお店があるんですよ。今月いっぱいで閉店するそうなんですけど。
　残念。