母との思い出の味〜不登校だった僕のはなし
不登校になった僕は
頻尿がひどいので泌尿器科に行った
でも、原因はわからなかった。
※不登校の頃気持ちを詩にしました。
歌詞はふくのり 曲と歌はsuno AIです。
それから何ヶ月かに一度、
総合病院の心理に通った。
病院が好きではなかったけど
診察後のレストランが楽しみだった。
その頃ほとんど家を出ず
家の中の小さな世界にいた僕は
母を独り占めにして
出かけることがうれしかった。
メニューのショーケースを見てワクワク
悩んでいるのが幸せで
いつまでも決められずに母を困らせた。
あの時に母と食べた
味は今でも覚えている。
美味しくて、美味しくて
心とお腹がいっぱいになり
満たされた。
そんな何気ない日常が
あの時の僕にとって
最高のひと時だった。
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