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不登校のはなしのその後〜僕のはなし3〜喫茶店というしごと

僕の夢であった喫茶店お仕事は とても勉強になりました。 コーヒーを淹れると毎回少しコーヒーが残るので 味を覚えるために飲ませてくれたり コーヒーの豆に対して水の量や挽き方など サンドイッチやパフェの作り方など 学びました。 全部作り方をメモにとり今でも大切に残しています。 ホールでは、お客さんを覚えて行きました。 新しいお客さんも何回か通うと 「ミルクは要らなかったですね」と声をかけると 「覚えてくれたのね、嬉しい」と 喜んでくれて僕の方まで嬉しくなりました。 苦手なこともありました。 それはコーヒーを出すときに 緊張して手が震えてしまうことです。 気にしないでくれるお客さんが 多かったのですが、 常連の老夫婦さんは カタカタっと震えながらだすと、 サッと両手でお皿を支えてくれ ニコッと受け取ってくれました。 また、僕が一生懸命に働いているのを見てくれてか お会計の時に若い男の人が 「頑張ってください!応援してます」と 言ってくれました。 喫茶店ではたくさんの事を学び、 たくさんの人に応援してもらいました。 一年くらい経ち、一通りの仕事を覚えてきたときに いつも自分に問いかけるようにしています。 「一生この仕事を続けたい?」

記事をお読みいただきありがとうございます。いただいたサポートはクリエイター活動費に使わせていただきます。不登校で苦しむ家庭がなくなって欲しい。