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「私いくつに見えます?」この答えを聞いた時、僕の人生は・・・

大学生の頃、社交ダンス部には

不定期的に

「リボンちゃん」

のバイト募集が、良く来ます。

リボンちゃんとは、ダンスパーティでの踊り相手のバイトで

社交ダンスの人口は、やっぱり女性の方が圧倒的に多いので、ダンスパーティでは、どうしても

「壁の花」

になってしまう、女性が圧倒的に多くいます。

そうすると、折角パーティに来てもつまらない思いをして帰る事になってしまうので、主催者が

「リボンちゃん」

という、踊り相手を用意しとく事が多いです。

ダンスパーティの多い、夏や年末は、結構声が掛かるので学生にとっては結構良い値段なんで、稼ぎ時です♪

(社交ダンスはドレス代や、レッスン代が高いので、学生は大変なんです。)

そんなリボンちゃんバイト経験の中で、とある熱海のホテルのパーティでの出来事です。


「次の曲がラストダンスです」というアナウンスが掛かり、ワルツの曲が流れ出しました。

(大抵、ラストダンスはワルツなんです。)

曲が掛かると同時に、僕の所に老婦人が駆け寄って来ました。

「最後、私と一緒に踊って下さい!」

「はい、喜んで」

と応えて踊り始めたんですが、

この老婦人、そのパーティで踊った人の中で上手な人だなと思っていたので、良く覚えていたのですが

踊ってると、

「私いくつに見えます?」

と、良くある質問と言えばそうなんですが、

その答えを聞いた時に僕は衝撃を受けました!

続く・・・


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