今更ですが、2020年のマイベストムービーについて書きたいと思います。
それは、グレタ・ガーウィグ監督がシアーシャ・ローナン×ティモシー・シャラメで描いた若草物語。

アカデミーの主要部門は惜しくも受賞できませんでしたが、グレタ・ガーウィグが撮るこの2人↓が本当に瑞々しくて、儚くて、美しくて…ため息が出る程綺麗で、映画が始まってもうすぐに「あ、これは好きだわ！」ってなりました。
笑

グレタ×シアーシャ×ティモシーと言えば、アカデミーも受賞したレディ・バードですよね。

実はレディ・バードはこのlittle womenを見るまで未視聴で…。
なので、実はシアーシャ・ローナンのことはそんなに注目していなくて、、。

この映画をみようと思ったきっかけも、エマ・ワトソンが出てる！っていうことと、アカデミーでナタリー・ポートマンが女性監督の名前を刺繍したドレスを着て、話題になってたよね！気になる！程度のレベルでした。苦笑

（ナタリー・ポートマンのアカデミーでのドレス姿↓）

そんなミーハー心で、映画館に足を運んだのですが、もう映画が始まるや否や、シアーシャ・ローナン演じるジョーがもう本当に可愛いくて、心を奪われてしまいました｡
水面に太陽の光が当たってキラキラしているような美しさを彼女から感じて、なんだかよく分からないけど、涙が込み上げてくるくらい素敵でした｡
もちろんティモシーシャラメもめちゃくちゃよかった！あの刹那的でちょっと憂いのあるキャラを演じさせたら彼の右にでるものは居ないと思う。

この映画の批評を見ると、色々なところで「若草物語ってこういう解釈もできたのか！」みたいなことがよく書かれていますよね。
原作も過去の映像化作品も一つも見たこたとがない私にとってはこれがスタンダードになってしまったので、正直その点は良く分からないのですが、
それでも、時代劇なのに現代女性が持っている苦悩や悩みをうまく描写しているなあ、と感じました。すごく共感できるっていうか。
この悩み（結婚や夢の両立とか、）って普遍的な物なのかもしれないけれど、それを伝える手段として敢えて若草物語を選んで、現代女性に刺さる内容に確りと昇華させているグレタ・ガーウィグは本当にすごいと思います。

でもわたしが個人的にこの映画が好きな理由はそんな難しいことじゃなくて、衣装と映像美！
もうね、このメグの結婚式のシーン↓なんて全てがツボ！！

衣装もセットも何もかもが可愛い！この世界観、たまりません！
豪華絢爛！ってわけじゃない、お家の庭で挙げるweddingがとっても素敵です。
このシーンに限らずお家で4姉妹で演劇やるシーンのセットとかも本当に可愛いのです。
ストーリーが好きじゃない人もそういう可愛さに触れられるので、この映画は一見の価値有り！だと思います。

昨年は多くの映画が、劇場公開→オンライン配信や延期等になり、TENET、鬼滅位しか映画館へは足を運んでいないので、評価対象は少ないのですが、そんなことは関係なくこれはマイベストです！人生のベストムービートップ10にも入るかな、レベル。

そんなストーリー・オブ・マイライフ、いろんな側面で大変優れている一昨なので、是非一度見てみてほしい、そんな映画です。

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