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企画で勝負!若手クリエイターの発掘!

Huluによる、新世代“映像クリエイター”発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」。通称「HU35」(エイチユー35)と呼ばれているこの企画の第2回ファイナリストの作品が完成しました!

「HU35」とはどんな企画?から、実際に完成した5作品をご紹介します。

HU35とは

2021年からスタートした映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ」。(通称・HU35)

応募資格は"35歳以下であること”。映像制作経験は関係なく、アイディアと映像制作への想いさえあれば、どなたでも参加できるプロジェクトだ。一次選考で必要なものは企画書のみ!その後、二次選考でシノプシスやプロフィール提出があり、映像制作は初めてという候補者も。ファイナリスト選考会で各界の第一線で活躍する審査員に選ばれた5組のファイナリストは、映像制作のプロのサポートと1500 万円の制作費支援のもと、自身の企画の監督・脚本を務め、映像化する機会を与えられる。

4/27(木)に行われる授賞式では、約半年にわたり脚本づくりから映像制作まで行われたファイナリスト5作品から、審査員の最終審査とHulu会員の投票により、グランプリとオーディエンス・アワードの受賞作品が選出される。

第2回HU35の審査員長は、『愛がなんだ』など人物描写に定評のある映画監督・今泉力哉。審査員には、アイドルプロデュースにも携わる超歌手・大森靖子、幅広いジャンルの作品に出演する俳優・藤原季節、『往生際の意味を知れ!』がドラマ化された漫画家・米代恭が就任。

【姉にヒュッゲを教えたい】 反骨精神で挑むテレビ局員:中林佳苗監督

©︎2022 HJ Holdings, Inc.

【監督・脚本】中林佳苗(27 歳)
現役テレビ局員。ドラマを作りたいという一心でテレビ局に入社したが、異動で制作部から離れてしまい本企画に応募、自らの手で制作のチャンスを掴む。これまで頭の中で描いてきた“物語で伝えたいテーマ“を自分の作品として映像化するのは初挑戦。

林監督が生み出すのは、自身が実際に働きづめの三年間を過ごした制作現場での経験をベースにした物語。 「大学卒業後、地元・群馬のパン屋で働きながら悠々自適に暮らす主人公・彩のもとに、三年近くまともに連絡の取れなかった姉・ももが突然訪ねてくる。東京で暮らす“仕事人間”のももに、彩はヒュッゲ(=居心地の良いゆったり とした空間、幸せを感じられる時間)を教えたいと意気込み、自分のお気に入りの場所に連れ出すのだが......。」と いうストーリーには、中林監督自身が感じた“大切な誰かと過ごす何気ない日常の時間が、実は何事にも代えがたい幸せ”というメッセージが込められた、ハートフルな人間ドラマになっている。

「ヒュッゲ」を大切にする、おっとりしているが芯の強い主人公・彩を演じるのは、第45回日本アカデミー賞新人賞を受賞した吉川愛。仕事以外は興味なし、妹・彩から「ヒュッゲ」の大切さを教えられる姉のももは、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で女性パイロット役を演じ、注目を集めた山崎紘菜が演じる。

中林佳苗監督

【中林佳苗監督 コメント】
監督を務めるのは初めてでしたが、撮影期間中は本当に楽しかったです。自分が書いた脚本で大丈夫なのか...という不安も忘れるほど、目の前のことに夢中になっていた気がします。役やお芝居に関して様々な提案をしてくださる役者さん、そしてひとつひとつの画作りに本当にこだわってくださるスタッフの皆さんが、自分の頭の中のちっぽけな想像を何倍も素敵なかたちにしてくれました。今回携わって下さった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。まさしくこれがヒュッゲかも...と感じる充実した時間でした。また監督をやりたいし、映像制作にも携わりたいです! 自分にとってのヒュッゲとは何かを想像しながら、ぜひ温かい目で観ていただけたら嬉しいです!

【宇宙人ともだち】創作に燃えるCMディレクター:大江海監督

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【監督・脚本】大江海(31歳)
第2回ファイナリストの中では最年長となるCMディレクター。子供の頃に『スター・ウォーズ』を観たことをきっかけに映像制作を志し、制作会社に入社。その後、なかなか結果を出せずにいたが、一念発起して本企画に応募。CM制作で培った経験を生かしてグランプリを目指す。

ファイナリスト唯一の映像制作経験者である大江監督は「自分が撮りたい作品を作る」と気合十分!そんな大江監督が描くのは、他人との関わりが希薄な二人のおじさんの哀愁漂う交流をオフビートな笑いに包んで描いたヒューマンコメディ。

「50 歳目前になっても実家に引きこもっている無職の野口は、宇宙人との交信を夢見て、自作の装置で宇宙に信号を送り続ける日々を送っていた。そんなある日、ついに宇宙人から応答が⁉︎ 野口は一瞬喜んだものの、応答したのは宇宙人...ではなく、同じ夢を持つ同年代の会社員・山崎だった。野口の技術力に感動した山崎 は、新たな装置を一緒に開発しようと持ちかける。こうして、二人のおじさんの交流が始まるのだが......。」というストーリー。

仕事が無く悩んだ時期を過ごした大江監督が、その時に感じた「自分を理解してくれる人は、必ずどこかにいる」というメッセージが込められている。
出演作多数の名バイプレイヤー・鈴木浩介と、『カメラを止めるな!』(18)で一躍ブレイクした濱津隆之が二人のおじさんを演じる。

大江海監督

【大江海 コメント】
悩む瞬間もありましたが、振り返るとずっと笑っていた撮影期間でした。
キャリアの長いベテランスタッフ陣と素晴らしいキャストの皆さんに支えられて、一生忘れられない体験をさせてもらいました。宇宙人を探す中年のおじさん二人の一生懸命な姿にクスッと笑ってもらえたら嬉しいです。
宇宙人の存在に懐疑的な人もまったく問題なく観られる作品なので、ぜひたくさんの人に観ていただきたいです。楽しみにしていてください!

【そこに光があるなら】最年少ファイナリスト!16歳現役高校生:カワイ・ヒバリ監督

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【監督・脚本】カワイ・ヒバリ(16歳)
現在16歳の現役女子高校生。ファイナリスト選考会当時は、最年少の15歳でありながら、コロナ禍によって中学最後の夏休みを奪われた自身の経験を基にした企画をプレゼンテーションし、審査員による選考は堂々の1位通過を果たす。以前から日常で感じたことを「物語」として書き続けてきた蓄積によって、年齢を感じさせない想像力と執筆力が評価された。

実際にコロナ禍で中学生時代を過ごした監督自身の体験から生まれた本作。
中学3年生の主人公が自分たちの手でコロナによって奪われた大切な時間を取り戻そうとする物語。

「京都に住む中学3年生の紗苗。コロナ禍で学校行事も部活動も停止になった中学最後の冬、同居していた祖母がコロナで亡くなってしまう。祖母との最期が喧嘩別れとなってしまった紗苗は悲しみや自責の念を晴らすために、同級生の桃子、麻弓、剛と共に、コロナのために中止となったあるイベントを自分たちの力で 決行しようと計画を立てる......。」という本作のストーリーには、そんなカワイ・ヒバリ監督自身が感じた、やり場のない後悔が落とし込まれており、リアルな青春ドラマに昇華している。

中島瑠菜、南琴奈、田畑志真、田中奏生と今後の活躍が期待されるフレッシュなキャスト陣が等身大の役柄を演じ、物語のキーとなる紗苗の祖母役として美保純が参加している。

カワイ・ヒバリ監督

【カワイ・ヒバリ コメント】
とにかく無我夢中でした。撮影期間は今まで感じたことないくらいあっという間に過ぎていって、でも毎日初めての経験が待っていて、楽しさやワクワクとともに駆け抜けられたと思います。友情!とか愛情!とか青春!とかを、ポップでキュートに描けたのではと思っています。中学生のたくましさを観てみてください!

【はじめてのよあそび】グランプリを狙う!マイペース大学生:瀬名亮監督

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【監督・脚本】瀬名亮(19歳)
元々は小説家志望の現役大学生。"創作を仕事にしたい”という熱量はファイナリストの中でもピカイチ。大学受験時は志望校合格のために偏差値を25上げ、創作に再挑戦したいと決めたらシナリオ・センターに通い、映像作品を撮りたいと思い立って本企画に応募!ファイナリスト選考会を脚本の前段階であるロングシノプシスで通過したため、ファイナリスト決定後は脚本執筆に苦戦したが、“私だからこそ書ける”物語を目指し、マイペースながらも虎視眈々とグランプリを狙う。

19歳の瀬名亮監督が描くのは、大学デビューを果たすことが全てだった主人公が、新しい世界で自分にとっての本当に大切なものに気づく成長物語。

「窮屈な田舎で鬱屈とした中学・高校生活を過ごした沙都子は、キラキラとした都会の女子大生に憧れて必死に勉強し、念願の蒼誠学院大学に合格。憧れのキャンパス、オシャレで魅力的な先輩たちに囲まれ、ついに自分も大学デビューを果たしたかと思ったが...憧れていたのは、これじゃない......。」というストーリー。ありのままの自分を見つめる大切さがまっすぐ伝わってくる、観た後に爽やかな感情が生まれるような映像作品となった。

大学デビューを夢見る女子大生役には話題の映画やドラマで活躍中の小野莉奈。高校時代の同級生に紺野彩夏、純乃あみ、佐月絵美、憧れの先輩役を森日菜美が演じる。

瀬名亮監督

【瀬名亮 コメント】
撮影期間は本当にいろいろなことがあって、人生で一番感情が動きました。「泣くとしても1回くらいかな」と思っていたのに 結局めっちゃ泣いてしまったけど、全部受け止めて成長できたし、それだけ本気だったんだと思います。キャストの皆さんが登場人物を“キャラクター”ではなく“生きた人間”として演じてくださったので、モニターを見るたびに惚れ惚れしましたし、時間をかけて育てた作品の世界と登場人物が目の前に存在しているのが不思議で、幸せでした。刺さる人には刺さる作品ができたと思います。ぜひ観てください!

【ヒロインの親友はハードスケジュール!!】HU35初のコンビ・ファイナリスト:てつおとゆうほ監督

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【監督・脚本】てつおとゆうほ(てつお/25歳 ゆうほ/26歳)
HU35初のコンビ・ファイナリストは、マッチングアプリで出会ったラブコメ好きのカップル!“地下芸人”として活動しているてつおは、 趣味は人間観察で、思いついたアイディアを日々書き留めたメモは 7,000枚にも上るというアイディアマン。一方ゆうほは一般企業に勤める“普通の会社員”でありながらも、広告営業で培った言語化能力でてつおのアイディアを具現化していく。抜群のコンビネーションを発揮する二人組が、新たな視点で描く新世代ラブコメ作品に二人三脚で挑む!

王道のラブコメであればヒロインの物語だが、てつおとゆうほ監督が描くのは、次々と胸キュンな展開が起きるヒロインたちの恋の相談に日々大忙しな自称“プロフェッショナル親友”の主人公が、ついに自分にもめぐってきた恋のチャンスを掴むため奮闘するストーリー。

主演となる“プロフェッショナル親友”・脇田幸子役を演じるのは、俳優、広告、CM、モデルと活躍の幅を広げている注目の若手俳優・田鍋梨々花。クラスメイト役には本田響矢、若柳琴子、金田昇、原愛音など今注目を集める若手俳優たちが。さらにお笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代が恋に大忙しな生徒たちを見守る先生役に!

てつおとゆうほ監督は「胸キュン映画のメタ的な要素を用いた今作は、胸キュン映画あるあるを多用して、観ている視聴者に飽きさせないための展開や工夫を施しました」と語る。

左:ゆうほ監督  中央:てつお監督

【てつおとゆうほ コメント】
胸キュン映画のメタ的な要素を用いた今作は、胸キュン映画あるあるを多用して、観ている視聴者の人に飽きさせないため の展開や工夫を施しました。俳優さんの表情が絶妙で、かなりシュールでニヤニヤしながら撮影していました笑 特に、キャラの強いヒロインたちに巻き込まれる幸子の表情がめちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ面白いので、楽しみに してもらえたら嬉しいです。

Hulu会員が参加できるオーディエンス・アワード(賞金50万円!)への投票は4/25(火)正午まで。こちらのフォームからぜひ、あなたの一票の投票をお願いします!

第2回Hulu U35 クリエイターズ・チャレンジ作品の視聴はこちらから▼


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