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【40代 就活戦線異状なし】#2 後悔!求人票は「仕事情報」じゃない。企業からの「オーダー票」だった!

どもども、Hum川(はむかわ)と申します。
現在43歳。最近まで就職活動してました。

このnoteでは、Xに投稿しているイラストシリーズを膨らませて、私の40代就活体験をお届けしています。

成功のためのノウハウではありません。それは大勢の優秀な方にお任せします。

これは単なるエピソード。「あなたかも知れない私」の平凡な体験記です。


今回は、後悔の記録。

突然の解雇通知から最終勤務日まで1年半。

この長すぎる生煮え期間、私が最初に取り組んだのは「求人票を見る事」と「他の業界を調べる事」でした。

実際に応募書類を送り始めるのはだいぶ先の話。とりあえず「次はどこで何やろうかなー」という軽い感じで、広く浅くの情報収集から始めたのです。

まぁまぁ正しいと思うでしょ?

ところがどっこい、この考え方が甘かった。激甘です。
結果、私は十分に与えられた準備期間を無駄に溶かしてしまったのです。

40代で時間を無駄に!怖いですねー。

それでは本編、いってみますか!

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老後が見えない、明日も見えない。

転職で年収減は覚悟していました。

資格なし&年齢の不利はもちろんの事、給与は業界・会社規模にも大きく依存するからです。

とりあえず現在の職種で、応募可能な先を調べた結果、覚悟を軽く上回るハートブレイクな現実が!これまでの転職で上げてきた年収がチャラになる。

軒並み現在の収入より30%OFF。(もしくはそれ以上)
現在だって、ささやかな人生を送っているというのに。少ないところから、さらに減る。

私は独身で扶養家族はいません。両親の暮らしを少し手伝いつつ、自分ひとり養うのは可能ですが、「ならいいかー」とはちょっとならないぞッ!



担当のお姉さん、警戒心を隠さない模様。

いい歳して夢見てた?思ってたんと違う!

今の業界も長くなりました。この時点で8年目です。

仕事を通じて魅力を感じた分野が沢山ありますので、この機会に視野を広げようと思いました。

展示会や大規模イベント、横のつながりで企業訪問を開始。そうやって数カ月間、積極的に動いた結果!

「思ってたんと違う」という新卒みたいな感想と、疲労だけが残りました。まじか。



誰か、ベホマかけて。

営業終了に伴い、納品間近・数年かけた仕事が次々白紙に。

加えて、長引く労使交渉や全体的な無気力が、社内の空気を徐々に淀ませていきました。

この状況は、自分で思うよりストレスになった様です。
いつしか日々の睡眠時間は、2時間ほどになっていました。

そんな頃、一通のメールが。
数カ月前に無料体験会で訪れた、SUNABACO江別からでした。


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求人票は、企業からの「オーダー票」

初動期間、ここに気づかなかったのが最大の過ちです。

「応募可能な求人を探して、条件を比べる」のではなく、「勤めたい会社を探して、応募条件を見る」べきでした。

求人票には労働条件の他に、「こんな人が欲しい」という企業の要望が書いてあります。

これはプラットフォームによって詳しさが異なる場合があるので、1社につき複数見るのがおすすめ。

「コミュニケーションが得意な人」といった属性的なものから、技能、資格、経験まで、結構具体的に知ることができるのですよ。
(エージェントについては、別noteでまた書きますね。予告しておきます。しょっぱい内容だよ!)

企業の要望がわかれば、自分に足りないものが分かります。
学歴は難しいかもしれませんが、資格や技能なら追加できる可能性がありますもんね。

まして私は1年半もあったのでね。。何か。。一つくらい。。ねぇ?


もっと早くに出会えていたら

履歴書・職務経歴書を定期的に見直すことの重要性を説いているのが、こちら。【ドイのnote】です。

他の会社に自分を売り込むためのアピール材料が自分自身に"今"どれくらいあるかわかります。
逆ですね、どれくらい足りないかの確認作業になります

この上ないくらい、はっきりとお書きになっていらっしゃる。

私がこちらのnoteを知ったのは、対策を打つには遅すぎるタイミングになってから。無念の一言です。

40代で転職をお考えの方、ぜひ今すぐお読みになって。

筆者のドイさんと私に、世代以外の共通点はありません。
もし挙げるとしたら、唯一哺乳類であることくらいでしょうか。

それでも「アラフォーの転職」シリーズは、就活中の大きな支えであり頼りとなっていました。

転職市場においての40代というのは、それくらい独特なのかもしれません。

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手招きしてるよ、SUNABACO江別が

「プログラミングスクールの募集が始まります」

無自覚に時間を溶かし、不眠にもなっていたある日、前回のnoteで出てきたSUNABACO江別からメールが来ました。

この時、HPを見て募集の情報は掴んでいました。でも消耗する日々の中で、やっぱり無理だと半ば諦めていたのです。

そこに絶妙なタイミングで手を差し伸べてきたのが、体験会の担当者であった小野講師。

「夏場なら来れるかも」という私の言葉を半年近くの間覚えており、連絡をくれたのでした。

この1通のメールが転機となりました。就活だけでなく人生の。

おおげさ? はい、私もそう思います。1年前ならね。

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「手に職があれば、食べていくのに困らない」

青春時代に、よく聞いた格言です。

私は5社を渡ってきましたが、職種は一貫しています。
まさに「手に職がついている」状態といえましょう。

けれど今、その”職”が使い物にならなくなってきている。

私自身の怠惰が一番の原因です。
しかし仮に実力者であったとしても、この40代転職市場で勝ち抜けるイメージは湧きません。

専門職といえば聞こえはいいですが、それ以外を持たない人間にとっては、潰しのきかない一本道。

私は自分に先がないことを、鈍感ながら感じ取っていました。

「このままでは、生き詰まる。年だけ取った、役立たずになってしまう。

小学生もやっている、という理由でプログラミングに興味を持ったのも、通勤途中に、バスの窓からSUNABAO江別の存在が目に入ったのも、この危機感があったからこそ。

薄氷の上にいる。
それは、このnoteを書いている現時点でも変わりません。


《今回のまとめ》

求人票から企業が求める人材を読み取る。日頃から履歴書・職務経歴書を定期更新して、自分を診断する事が大切ですね。気づかぬ間に、役立たずになってます。


今回はここまで。
読んでくれて、ありがとです!

★次回は、地雷原がまろやかに広がります。

【よろしければ、帰り際にスキ❤️を頂けると、勇気がでます!】
ではまたー。

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