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幸せホルモンでダイエット

こんにちは。
「最近、太ってきたから、ダイエットしなきゃ。でも・・・運動は苦手だし、食事制限も・・・続かないし・・・どうしたらいいんだろう?」
こんな風に、特に女性の方はダイエットを意識した方も多いかと思います。
ダイエットで思いつく方法と言えば、運動、食事制限。
でも、余程強いやる気が無いと続かないですよね(笑)

恋をすると痩せられるは本当か?

「恋をすると女性はキレイになる」と言われますが、まんざら嘘ではないようです。必ずしも両想いである必要はありません。片思いであっても、女性は恋をするだけで途端に綺麗になるものらしいのです。
何故、そうなるのか?説明していきましょう。

私たちの身体では、多くのホルモンが分泌され、体の働きを調整しています。その数は100種類を超えるとも言われています。


●ダイエットが期待できるホルモン
・ドーパミン

「やる気ホルモン」とも呼ばれている脳内ホルモンです。
ドーパミンは生きるために必要なやる気を促し、幸福感をアップさせるホルモンです。 また、仕事や学習などに必要な情報を一時的に記憶・処理する能力である「ワーキングメモリー」にもドーパミンは影響を与えるといわれています。 つまり、ドーパミンの分泌が活性化されると、学習能力や仕事能率のアップも期待できます。
恋をした時の「ときめき」を感じることで、ドーパミンが分泌され性中枢が刺激されます。視床下部にある性中枢は、性ホルモンを調整している部位です。ドーパミンが分泌されると性中枢が刺激されます。すると、性中枢の近くにある満腹中枢も刺激されます。そのため、食欲が抑制されるのです。

エストロゲン
女性らしい体を作る女性ホルモンです。
女性ホルモンのひとつであるエストロゲン。恋愛時の「ときめき」によって性中枢を刺激しエストロゲンの分泌が活性化すると言われています。エストロゲンは、女性らしいカラダを作るホルモンです。自律神経が整える、美肌効果、バストアップ効果などの働きがあります。生理終了後から排卵前までは、体調が良い、ダイエットしやすいと言われていますが、これはエストロゲンの分泌が増える時期だそうです。
また、エストロゲンの働きの1つに、脂肪燃焼を促す働きがあります。 しかし、歳を重ねてエストロゲンの分泌が低下してくると、それに比例して基礎代謝も低下する傾向となり、やせにくい体質に変化してしまいます。

オキシトシン
妊娠・出産・母乳の分泌に関係するホルモン。「幸せホルモン」とも呼ばれています。オキシトシンは最近“夢の肥満薬”としての研究も進んでおり、食欲抑制や脂肪分解などの効用が報告されているそうです。
その他にも、抗ストレス、家庭コミュニケーションの改善、臓器へのストレス軽減、不安の軽減、自閉症の改善、薬物・アルコール依存の改善、リラクゼーション効果、臓器(肝臓・すい臓など)へのストレス軽減、疼痛緩和、食欲抑制/肥満解消などにも良いようです。
オキシトシンは、スキンシップや感謝する気持ちなどによって分泌が増えるホルモンです。他人に対して、「お疲れさま」「ありがとう」など、優しい言葉をかけることや、親子間、夫婦間、ペットとの触れ合いによってもオキシトシンの分泌が期待できます。食事や運動だけでなく、優しい言葉と穏やかな気持ちを心がけ、オキシトシンを分泌する習慣をつけると良いそうです。

フェニルエチルアミン(PEA)
恋愛ホルモンの代表格で多幸感を関連する脳内ホルモンです。
快楽を司るホルモンであるドーパミンやノルアドレナリンの濃度を上昇させ、満腹作用と脂肪燃焼作用が同時に起き、実際に痩せやすくなる、つまり「恋して痩せる」状態になるらしいです。同じく恋愛ホルモンであるノルアドレナリンは、脂肪の分解や燃焼を促進する働きがあり、脂肪代謝を活性化し、エネルギーを作り出します。
PEAを分泌させるためにはどうしたら良いか?
PEAはチーズやチョコ、赤ワインに多く含まれています。特にチーズはチョコの10倍の量のPEAが含まれているらしいです。
また、壮大な景色など、感動するほど美しいものを見たときにもPEAは分泌されます。
しかし、このPEA・・・精神的に不安定の状態で、ドキドキしていなければ分泌されないという性質を持っているようです。

PEAを放出させるシチュエーションといえば…

  • 好みの人に出会った時
    (男性は視覚的動物なので見た目に惹かれやすい)

  • ドキドキ感、緊張感や不安感を感じる関係、場所
    (吊り橋、遊園地、お化け屋敷、スポーツなど心拍数があがる場所が効果的)

  • 追う立場の時

  • 許されない恋、障害がある恋


疑似恋愛でも痩せれるのか?

上記のような恋愛ホルモンを分泌させるには、両想いである必要はないようです。片思いの恋、想像上の擬似恋愛でも先ほど、紹介した恋愛ホルモン(エストロゲン、ドーパミン、フェニルエチルアミン)が分泌されることが研究などで分かっています。幸せなドキドキ感が、恋愛ホルモンの分泌を高めてくれます。好きな人がいない限り、今すぐ恋をすることというのは、難しいことです。
しかし、ときめいたり、ドキドキしたりできる場面は、他にもあります。
大切なのは、自分の感情を恋愛モードにもっていくこと。人の話を聞くよりも、自分にあてはめて観られるような恋愛映画の世界にどっぷりはまってみても良いでしょう。それもハッピーエンドよりも、心が苦しくなるような切ないラブストーリーだと、より多くのPEAが分泌されるそうです。



どうでしたでしょうか?
ダイエットというと、ほとんどの方が「運動」と「食事制限」と偏った考えを持っていますが、ダイエットできる方法は、以外にも人間の身体に備わった機能を利用してみるっていうことも考えてみるべきかもしれません。

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