岸辺くすのき技士長

2000年から臨床工学技士として勤務。約20年は総合病院で働いて、今は透析のクリニック…

岸辺くすのき技士長

2000年から臨床工学技士として勤務。約20年は総合病院で働いて、今は透析のクリニックで技士長しています。呼吸、代謝、循環を一通りは経験して今の透析に落ち着いた感じです。透析はもちろんですが、それ以外の知識と技術を武器に幅広く透析医療、地域医療に貢献したいですね☆

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技士長紹介(臨床経験一つ目の病院)

◇公立病院で社会人となる 2000年に臨床工学技士資格を取得し、公立病院で就職した。ここでは約6年勤務した。 透析業務が中心の職場で、透析室は20床、看護師は7名くらいいたかな。臨床工学技士は2名だった。技士室には昔使っていた動物実験の研究台が残っており、透析では熱心に研究が行われていた病院だった。私が勤めたころにはそういったことはしていない💦 透析業務だが、初めて穿刺したときは緊張はさほどなかったが、非常に不安だったことは覚えている。穿刺が嫌で仕事に行きたくないなーと思っ

    • 血圧管理における脈圧って何?

      脈圧とは: 心臓が収縮する際に血圧が最高値に達し、拡張する際に最低値に達することを指します。具体的には、収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)の差を示す指標です。健康な成人の脈圧は通常40〜60mmHg程度です。 脈圧は循環器系においても重要な指標の一つです。その重要性は以下の点にあります: 心血管リスクの予測: 脈圧が高いと、心血管疾患や脳卒中などの重篤な病気のリスクが高まる可能性があります。脈圧は高血圧の一指標としても使われ、高い脈圧は循環系の問題を示す警告サ

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