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楽しんだら、さらに楽しくなった✨

土用ミラクルに導かれ、やけにスイスイと足を踏み入れてしまった俳句の世界。

俳句は、「季語が必要」「五七五の十七音」程度の知識。あとは、プレバトの夏井先生の講評をテレビで観るくらい。それだって、毎回逃さず観ているわけでもありません。

それでも、「たった十七音で、これだけ表現できるのか。すごいわ俳句」と常々思っていました。……自分には関係ないから、感心するだけ。


秋。何故だか noteが騒がしい。バンバンと俳句大会の記事が飛び込んでくる。

……夏にもこんなことがあった気がするけれど、今度は気がついたことがある。

なんかよくわからないけど、誰でも投票に参加していいらしい。

候補の句を読んで、ポチるだけ。

専門的なことはわからないけど、好きか嫌いかは、わかる!

予選ラウンドから投票に参加してみて、これが本当に面白くて。詠むのはもちろん、じっくり鑑賞したこともなくて、「俳句を楽しむ」という初めての経験をしました。いいな、日本文化。そして、こうしてカジュアルに俳句を楽しめる時代に生きていて良かった。

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……冬がきて。

noteと過ごす日常に変わりはなく、年が明け、初日の出を見て、初詣をし、御神籤をひき、歯医者で大工事がはじまり、土用が訪れ。

その中で、ふと目に止まった沙々杯の記事。そういえば、ずっと見かけていたような気がする。覗いてみると、そろそろ締め切り間近らしい。……年末からやってたのか。応募要項にも目を通すと「冬っぽい句ならOK」と書かれている。

「ぽい」なら、出来るかも。

ざっくりと季語を調べ、最近の出来事を思いだし、十七音にする。制作期間2日。知識も経験もない素人が何日かけても、さほど変わらん。

投句。

これだけで満足。回収係さんから優しいコメントをいただいて、「参加してみて良かった」とほっくほく。

あとは、投票するだけ。一番の楽しみは、これ。

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500を超える投句の中、自分の句が予選に進むことなどあるわけがないので、気楽で楽しい。

予選・決勝と投票し、あとは結果発表を待つだけ。

仕事は休業、腰痛でゴロゴロしていると、「あなたの記事が話題です」のお知らせが。何度か、記事を紹介していただいたときに見たアレ。……あら。交流ないけど、よくお見かけする方。

伺ってみると、こんなんだった!

である。

まさか、びっくり。こんなことってあるんですか。

子供の凶の御神籤が、いい仕事した。おかーさんの福を分けてあげるから、自分の運気とするがいい✨

そして、気になっていた点にも、ひとこといただきました。

厳密には季重なりですが、今回は良しとします♥️

……無知って、こういうこと。

投句してから、「春を待つ」が冬の季語だと知ったのですが、時既におそし。……確かに、春を待つのは冬だわね。至極当然。

「雪」を季語としました。「春を待つ」は、ただの行動というか心境というか。知らないから、そう詠んだ。知っていたら、何か違う言葉にしたと思います。

気がついてから、どちらを省くか、違う言葉にするかを考えてはみたけど、結局答えは出ずに、そのままになっています。

「今回は良しとします❤️」と、はじめさんも言ってくださっているので、良しとします❤️

子供の高校受験の冬の思い出として、ずっと記憶に残るエピソードになりました。

受験終わったら、子供にプレゼントしようかな? ……恥ずかしいし、別に喜ばなさそうだから、やめとこ。

中岡はじめさん、本当にありがとうございました😊

もっと勉強します。

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そして、また「話題です」のお知らせが。

今度は、おとやさん。

おとやさんは、あちらこちらでお見かけしていて。「こういう表現活動もあるのか」と、遠まきに見ていたアーティスト。

この企画をされている方で、実はこの企画、お願いしようかどうしようか、ずっと迷ってるやつで……。自分のダークな部分とか出たら怖いんで……💦

おとやさんは、沙々杯のキービジュアル制作も担当していらっしゃいました。

おとやさんも私設賞を作っていた!

色のイメージからインク画で表現できる句に、そのインク画つきで賞をくださると。なんと豪華な。

私は、シクラメンの句にインク画をつけていただきました。

画像1

これです。

シクラメンの別名が、篝火花。シクラメンに篝火が灯った情景を表現してくださいました。

投句記事にも書いたんだけど、このシクラメンがショッキングピンクで……。

画像2

篝火の「火」として、表現して良かったのかどうか……。色味的に。どうにも出来ないまま投句したんですが、もういいです😆

そして多分、この句も季重なりなんだと思います。「初日の出」と「篝火花」。篝火花の方は、単に名詞として見てもらえるのか……? よくわかりません。

思っていたより黄色かった初日の出の太陽、シクラメンのピンク色、射し込む光、温かな篝火。

全部が織り込まれた、素敵なインク画をいただき、感激です。

おとやさん、ありがとうございます✨

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土用ミラクルが、本当にミラクルでした。

実力者じゃなくても、キャリアがなくても、こんなに楽しめる「みんなの俳句大会」。

本当にみんなの大会なんだなあと、参加してみて強く感じました。

今回、迷って参加されなかった方は、ぜひ次回は参加してください。新しい扉が開きます。

そして、沙々杯の大賞は……。

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学びの年になるという、2022年。土用が明けたら、新年が始まります。

「今年は刺繍をはじめる❤️」と意気込んでいますが、俳句も「感性を信じて学ぶ」勉強かな? と感じています。

俳句も、「2021年に知ったこと、見せられたことから探していく」という条件に、ぴったりあてはまる。

 noteを始めたのが2021年なので、 note全部が、学びの種なのかも。

楽しく勉強できる年になりそうです。




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