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早速懸念されていた事態が発生!維新の会の一回生地方議員に失言報道

今や国政で野党第一党の立憲民主党より注目を集める存在になっている日本維新の会ですが、懸念されていた事態が発生しました。統一地方選挙で躍進を遂げたわけですが、問題は新たに議員になった個々人の資質です。

初当選をし、失言や不祥事が起きた過去を今回は違うと期待しましたが、蓋を開けてみると同じ事態になっています。

期待が高まる維新の会ですが、このようなことを何度も繰り返していては、膨らんだ期待も萎むのは確実だと思います。

早速飛び出した維新の会の1回生議員の失言

政権奪取を目指す維新の会にとって統一地方選挙での躍進は至上命題でした。そして目標獲得議席も達成し、大躍進を遂げたました。

大躍進をし、次は国政における野党第一党、その先には政権奪取という目標があると思います。

しかし、維新の会には初めて当選を果たした一回生議員が失言や不祥事を起こすというネガティブな印象が付きまといます。今回の統一地方選では従前と同じような過ちを繰り返さないものと思っていましたが、結果、またしても失言が飛び出したと報道されました。

4月の福岡県飯塚市議選で日本維新の会公認候補として初当選した藤間隆太議員(35)が30日の市議会協働環境委員会で、男女共同参画に関する市の啓発方法に関し、女性議員(57)を名指しし、セーラー服を着てPR動画を投稿すれば効果的という趣旨の発言をした。委員会後に女性議員に直接陳謝したが、女性議員は「性を売りにした発言で残念」と発言の撤回を求める考えを示した。
藤間議員は「男女共同参画に関心が薄い方への啓発」について市側に質問。その際、「動画投稿サイトで真面目にPRしても、再生数は200、300回くらいだ」としたうえで、傍聴席にいた女性議員の名前を挙げて「セーラー服を着てしゃべれば3000、5000回行くんじゃないか。再生数を稼ぐために効果的だ」と発言した。

維新の1年生市議、女性議員名指し「セーラー服着れば動画再生5000回」…市の啓発関連で

この発言には呆れるとしか言いようがありません。男女共同参画の啓発方法としてセーラー服、そして女性議員を名指ししたというのです。

発言をしたのち、女性議員に直接謝罪をしたということですが、「失言だった、今後は注意したい」と語ったと言いますが、言って良いことと悪いことの分別がつかないのでしょうか。

名指しされ、謝罪を受けた女性議員は「真面目に行う活動がバカにされたような思いもあり、怒りを通り越してあきれた」としていますが、この女性議員と同様に呆れた人も多いのではないでしょうか。

維新の会は今や立憲民主党よりも注目を集める政党になっています。そして政権政党を目指すというのであれば、周囲からの視線も自ずと厳しくなるものと思います。

政権政党を維新の会が本気で目指すというのであれば、議員の数を増やすことも大事ですが、質が伴っていないと民主党政権の二の舞になることは間違いありません。


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