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憧れのボンドに近づいたオヤジ『ファッションセンターいまさら』その⑪

007 Harris Tweed is Forever(2023)

ハリスツード ヘリンボーンジャケット WAY-OUT made in Japan

メルカリで手に入れたハリスツード ヘリンボーンジャケット。
若き日の赤峰幸生氏が立ち上げたWAY-OUT BUT CLASSICの逸品。
宝物もいいところだが、ジャケットの内側のタグ、上の写真を撮影した時にほころびに気がついた。

購入時からパンクしていたのか、急に着て動いたので破れたのかわからないが右袖の内側のキュプラの縫い目が裂けてしまっていた。
およそ40年前のものだから逆にこの程度の破損なら仕方ない。ただこのままクリーニングに出すわけにもいかないので補修に出した。

待つこと一週間、何事もなかったように戻ってきました('∀`)ノ❗
赤峰幸生氏いわく、良い生地、良い仕立てのスーツは50年着れるそうで、特にこのハリスツイードという素材は親子代々100年持つとも言われてます。
そんな大好きになったハリスツイードをもっと知ろうと、YouTubeで動画を見つけたので見ていました。

あまりいい画質ではないけれど、歴史とその伝統の製造法は凄い手間隙かかってるなぁと眺めていると、機織り工場の壁がほんの1,2秒映りました。
それがこの場面です。

機織り機の後ろに一瞬映ったスーツ姿の男性の写真。
んっ?! これって・・・

Sir Thomas Sean Connery: Goldfinger 1964

( ゚∀゚)・∵. グハッ!! ゴールドフィンガーの時のショーン・コネリー!
ボンドカーとしてアストンマーチンDB5が初登場した映画で、まさによりかかってるのがDB5。007好きなら一度は見たポートレートだ!
普通の人なら見逃すし、自分自身もボーッと見ていただけなのに気がついたというのはそれだけショーン・コネリーのボンド、007に子供の頃から憧れていたからだと思う。
ショーン・コネリーは今のコンプラなんかまったく関係のない時代の男が憧れる理想の男('∀`)ノ! 高級車にタキシード、高級腕時計にステアじゃなくてシェイクしたマティーニ。酒にタバコにギャンブルに女にモテモテ!
タフでクールで知的で洒落ている世界一有名な誰でも知ってるスパイw
しかし由緒正しい老舗の機織り工場にこの写真、やはり英国紳士のスパイであるボンドはハリスツイードのジャケットだったのか?

Sir Thomas Sean Connery: Goldfinger 1964

Bond, James Bond

調べたらやはりコートいらずと言われたハリスツイードのジャケット。
奇しくもオレの生まれた年、1964年公開のゴールドフィンガーでコネリーのボンドが着用したファッションはボンドルックと呼ばれ、世界中で人気になったそうだ。日本でも当時かのテイジンや東レが展開していたぐらいだ。

007おしゃべり箱/Talking BOX of 007

誰でも子供の頃憧れのヒーローやヒロインになりきってごっこ遊びとかしたもんだろう。男の子ならウルトラマンや仮面ライダー、戦隊モノ。女の子ならディズニーのプリンセスや今で言うならプリキュアとか。
子供の頃の憧れって普通大人になると忘れちゃうけど、40過ぎてからコスプレ始めた高齢ヤーなオレはちょうど10年前に憧れのボンドになりましたw 

ブログ部屋と銃火器と私

この時は洋服なんかにお金をかけない人だったのでダブルの礼服です。
なんでガスマスクなのか興味持たれた方は過去記事にw

ハリスツード ヘリンボーンジャケット WAY-OUT made in Japan

来年還暦なオレにとってファッションはコスプレとかわらないw
ただガスマスクやアニメキャラクターと違ってボンドルックはある程度大人でなきゃ着こなせないし小道具以上に体型もコスプレの一部。
ここにきてファッションセンターいまさらの方向性が決まってきました。

次回に続く('∀`)ノ

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