見出し画像

オヤジジャンパーコレクター『ファッションセンターいまさら』その④ 

オヤジジャンパーコレクター

その①でヤフオクで思い出のWAY-OUTのセーターに出会ったがすでにオークションは終了していたと書いた。
人はその開いた穴を埋めたくなるものだ。男は特にネ。

もう生産終了してる40年近く前の同じWAY-OUTのセーターがヤフオクで見つかるわけもなく似たようなものもない。
なにかないかと探して見つけたのがこれだった。

ボートハウスのナイロンコーチジャケットだった。
あー懐かしいな、ボートハウスのトレーナー流行ってたけど高くて買えなかったなぁ・・・。まだ作ってんのかね?
そんなこと思いながらポチっていた。1万2千円。
別に欲しかった訳ではないが、もののはずみだった。

ヤフオクの写真ではまばゆいばかりのネイビーブルーだったが、届いたそれは『紺色』そのものだった。
実際の色はパソコンや画面の性質で違うことがありますの意味がわかった。
けどこれが着てみると軽くて買い物に羽織るにはちょうどよかった。
しかしそれでも同世代以上でないと気が付かないがボートハウスである。
誰かが気がついて懐かしい!とか思ってないかと思うと楽しくなる。
そもそもアウターに1万以上出したの初めてじゃないかな?

この時点ではまだファッションだのおしゃれなんて感覚はなかった。
これが2022年4月のハナシ。

そして2022年9月。
たまたま手頃なボディーバック探していて見つけたのがVANだった。

Amazonでたまたま見つけた、コンビニでよく売ってる付録が豪華な宝島社の謎雜誌だった。今は値段が上がっているが、3800円で手に入った。
バック自体はダイソーの500円商品と変わらないが、ロゴが熱い。
VANを手にしてその②に書いた上等兵を思い出した。
季節は秋。そろそろ冬の物買おうと思ってた時だった。

ポチりましたよ、24800円。初めてのVANスイングトップ。

VANは、というかアパレルは毎年新製品を売り切りで出している。
これ新品だけどもう売ってない中綿入りのスイングトップなのである。
ダウンに比べれば身も蓋もないが、厚着すれば冬でも着られる。
お気に入りになったが、中綿入りな分少しもっさりしている。

で、買いました。VANの公式で2023年春夏モデル。26400円。

バックプリントが刺繍になっていて、内側はブラックウォッチ柄。
ジッパーにVANのロゴがついたまさに定番スイングトップ!
けど買ってからシーズンが違えど同じスイングトップが2着。
せめて来年還暦だから思い切って赤にすればよかったと思った。
するとVANからメルマガで夏用スイングトップが出ると。
なんてことだ!じゃぁ赤を・・・と思いつつ夏の薄いスイングトップで思い出したのだ。
あの頃かっこいいなと思っていたあの人を。

ドラマ『大追跡』(1978年)の水原刑事こと藤竜也!
白Tにブルージーンズ、マクレガーの赤いドリズラージャケット。
まんまジェームス・ディーンなんだけど憧れの中年だったのだ。
・・・赤いドリズラージャケット。マクレガーの。

楽天で見つけてポチりました。19910円。

いやこれ高校生の頃のオレに着せてやりたい!
まさに藤竜也のイメージのソレ!早く春過ぎて夏よ来い!な気分w
48歳からコスプレやってる真性ヲタクなオレは早速コスプレ!

いや、ドリズラージャケット着んのかいっ💦
ま、誰得なオヤヂファッションショーは月末から来月公開予定です💦
ホント誰得な💧

で、ここで大誤算というかうれしいのかうれしくないのか?が起こります。
以前も書きましたがヤフオクは一期一会。
運命の再会したもののオークションが終わっていた後悔から、たぶん落ちないだろうと思って入札していたモノが落ちてしまいました。それが、

赤いマクレガーのドリズラージャケットでした(ノ∀`)アチャー💦
だって3万円の新品が8千円スタートで31人がウオッチしていて少なくても1万5千円はいくな、と思って8500円で入札したら8250円で落ちちゃった。
神様が落とせなかったWAY-OUTのかわりにくださったんだな・・・💧

このマクレガー、楽天で買ったやつとタグが違うのお気づきだろうか?
楽天のは並行輸入品で、こちらのは日本正規代理店『双日インフィニティ』の正規品だったりする。(追記:最初のも双日インフィニティでした💧)

アンミカの白は200色あんねんじゃないけど赤でも色が違う。
う~んマドラス。(死語)
ここまできたからにはバラクータのハリントンジャケットのマックイーンストーン(ミスト)を手に入れよう!とココロオドルわけであるが、さすが世界のセレブが着るオヤジジャケット、5万ないと手に入らない。ヤフオクでまた奇跡が起こるとも思えないし、オヤジジャンパーコレクターになるつもりもない。
さすがにマンガの主人公のように一年中同じ服というわけにもいかない。
それ以前にこの同じようなアウターどうすんの?ってハナシである。
ただ勝算はあるのだ。(なんの勝ち負けかわからんが)

これは2017年の写真なのだが、この時着ているMA-1タイプのジャンパー。
袖にタイガーとドラゴン、背中とフロントはスカジャンの定番刺繍が入ってるものなのだが今も現役で着てる。値段は3980円。3万9千ではないw
今は殆ど使ってないが、中国のAliExpressという通販サイトで買ったのだ。
激安だがこれで6年着てるわけだ。まだ凄いのがある。

ジャスコ(イオン?)で買った3980円のオレンジのダウン。
パチンカスな写真で申し訳ないが、2010年から今でも通勤に着てる。
そう。シーズンのアウターは大事に着てれば長持ちするのだ。
来年還暦なオレはこの4つのアウターを交互に着ていけばおそらくは80歳手前まで生きられたとすれば着ていけると思うのだ。

さて、おしゃれオヤジを目指したつもりがオヤジジャンパー収集家になってきたオレ。どこに向かうのかファッションセンターいまさら。

次回につづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?