見出し画像

狩猟をYouTubeで配信して収入を得る方法

割引あり

はじめに

初めましての方は初めまして。そうでない方も初めまして。
私は福岡県北九州市で猟犬を伴った有害鳥獣駆除活動をしています。
対象鳥獣はイノシシで、その様子をYouTubeブログにて配信しています。
まだご覧になられたことがない方は、よろしければそちらの方もご視聴、閲覧、チャンネル登録、ブックマークへの登録をよろしくお願いします。

あなたが今現在行なっている狩猟や有害鳥獣駆除をYouTubeで配信して、効果的に広告収入を得る方法について詳しく解説します。
YouTubeやってみたいけど、やり方が分からない、動画のネタがない、広告収入が欲しいという方、必見の内容となっております。

九州の猟師よりよりと猟犬カシン(左)、猟犬リキ(右)

私はYouTubeブログTik TokFacebookInstagramX(Twitter)、Threadsを使って情報発信しています。
その中でもYouTubeでの配信は、非常に大きな柱の1つとなっています。

あなたはこの記事を見ることで日々の活動を映像に撮り、編集して配信することで広告収入を手にすることができ
猟銃の弾代や高騰するガソリン代、お昼ご飯代などに充てることができます。
また、YouTubeを通していろんな方との出会いや企業案件、メディア出演などは、あなたにとってかけがえのないものとなるでしょう。

YouTubeで広告収入を得るために必要な物

狩猟や有害鳥獣駆除で得られる日当や報奨金、ジビエ関連以外で見込める収入といえば
やはり一番興味深いのがYouTubeからの広告収入ではないでしょうか?
結論から言いますと、非常に安いです。

考えられる理由は3つ
1.芸能人、有名人のYouTubeへの参入
2.企業のYouTubeへの広告費削減(TikTokなどの台頭)
3.狩猟関連はデリケートな内容なので、そもそも広告単価が安い

ですが、特別に撮影をしに行く必要はなく、日々の活動の言わば“記録”(文字であればブログ、映像であればブイログと呼ぶ)なので
いわゆる“ネタ”には困らない。
よく“ネタがない、ネタがない”という方がいらっしゃいますが、そもそも“ネタ”というものは作るものであって、天から降ってくるものではありません。
稀に天から舞い降りてきたようなレアな映像が手に入る場合もありますが
それを狙っていては、一向に動画など配信はできません。

話を戻しまして
以前YouTubeで配信するために必要な無料でできる動画編集アプリやサムネイル作成アプリ、モザイクアプリを紹介しました。
お金をかけずに始めたい方は、そちらの記事もご覧ください。

【有料級】忙しいけどYouTubeに動画をアップしたい方へ

わな猟の場合

わな猟の場合は、お持ちのスマホだけで事足りるでしょう。
その他、こういったものがあると木の枝につけて撮影できますし

こういったものがあった方が、地面に置いて撮影しやすいでしょう。

私はこういった機材を使用する場合は、ULANZIというメーカーの製品を好んで購入します。
スマホだけでなく、カメラ、GoProDJI Actionなどのアクセサリーを数多く販売しており、品質は信用できます。

実際、私は上記の“くねくね”を所有していますし、こちらのスマホスタンドの前の型を所有しており、ジャーキーを与える動画などで重宝しています。

スマホは気軽に動画を撮れる優れ物です。

手で持っての撮影は非常に危険だけでなく、手ブレは視聴される方にとって不快でしかないので
必ずどこかに置いて、画角を確認してから罠の設置状況の撮影や止め刺しの撮影などするようにしてください。
そして必ず設置したスマホスタンドを、回収するのを忘れないようにしてください。

左からGoPro HERO11、真ん中がくねくね(GoPro HERO8)、右はスマホスタンド

少し話がズレますが、私はGoPro HERO11 BLACK(上記画像左)を使用しています。
私のGoPro HERO11だけなのかもしれませんが、とにかく熱暴走がひどいです。
どういうことかというと、本体が熱を持ち、自動で電源が落ちます。
風切音対策としてGoProを覆う専用のスポンジをつけていましたが、本体が熱くなるのが早くなり、自動的に電源が落ちてしまうので
音を拾うスピーカーの部分だけ覆うようにしたのですが、あまり意味がありませんでした。
大事なシーンで熱暴走による撮影不可にならないように、こまめに撮影/停止を繰り返すことで大幅に防ぐことができます。

話を戻してまして
わな猟の場合は、すでにお持ちのスマホで撮影するわけですから、CapCutという無料アプリをダウンロードするだけで
今からすぐ始めることができますが、わな猟ならではの注意点がありますので後述します。

銃猟の場合

銃猟であれば、スマホだけではハッキリ言って無理で、アクションカメラが必要です。
GoProもしくはDJI Osmo Actionの2択でしょうが、どちらでもいいという方はGoProをオススメします。
その理由は画質と手ブレにあります。
こぞってYouTuberはDJI Osmo Action4を勧めますが、私はGoProを勧めます。
※GoPro HERO MAXやinsta360、中華の安いアクションカムなどはオススメしません。

それも安いからといって古い機種を購入してはいけません。
その理由は手ブレ補正にあります。
やはり新しい方が手ブレ補正が優秀なので、できれば最新のHERO12のBLACK
最低でもHERO10は欲しいところです(私はHERO11 BLACKを使用しています)。

動画を記録するために、microSDカードが必要となります。
こちらは正規品ですが、海外パッケージの方が安いです。
私は海外パッケージの方を使用していますが、トラブルになったことはありません。
ですが、あくまで自己責任の上でよろしくお願いします。
他にもゴールドではなくてシルバーもありますが、GoPro自体にエラー(速度不足)が出るのでゴールドを購入するようにしてください。
予備も入れて計2枚は欲しいところです。

容量は256GBもあれば十分ですが、1日の撮影時間が長くなる恐れがある場合は、512GBを購入するようにしてください。
撮影モードは1080P、30もしくは60fpsで。
4Kの方が、より綺麗な映像が撮れますし、トリミングしても画質の低下はそれほどないのですが
映像を読み込むのに時間がかかるし、編集する際、画像が重たいので
私はフルHDの1080P、60fpsで撮影しています。
なぜ60fpsかというと、スローにしても十分使えるからです。
発砲シーンや被弾したシーンをスローで再生したいのであれば60fps。
そうでなければ30fpsでいいしょう。
※4K以上、120fps以上で撮影する場合は、microSDカードの容量が多いものを使うか、複数枚用意してください。

頭につける場合はこちらが必要です。
私の場合は、フロントの部分を切り取り、帽子を逆に被っておでこに来る部分に縫い付けています。

こういった首から掛けるタイプは首を振らない分、画角が安定して撮影ができます。
ですが私は実際使ったことがないので、正直言って使い勝手は分かりません。
猟銃を構えた時、猟銃の下からの画角になるので発砲シーンがうまく撮れないと思われますので
わな猟でGoProを使って鼻取りシーンを撮影するなど、より臨場感ある映像を撮りたい方はオススメです。

こういうアクセサリーがあると、GoProを手持ちで撮影することが容易にできます。
私はGoProの純正品を使用していますが、こういったアクセサリーは必ずしも純正である必要はありません。

撮影した映像をiPhoneに取り込んで編集する場合はこちらが必要となりますが、私はこういった製品やバッテリーなどは高くても純正品を選んでいます。
Androidやパソコンだと必要ありません。

GoProのバッテリーは高いので、モバイルバッテリーで給電しながら撮影することをオススメします。
このモバイルバッテリーでないといけないわけではないですが、5V2A以上の出力がないとGoProは正常に動きません。
※私自身が経験済みです。
普段使い(スマホの充電など)でも重宝しますので、購入して損はないと思います。

GoProやDJI Osmo Actionとモバイルバッテリーを接続するケーブルです。
安くていいというものではありません。
このAnkerは世界的にもシェアを占めているメーカーです。
見た目は大丈夫でも中がダメージを受ける場合がありますので、きちんとしたメーカーのものをオススメします。
長さは1m前後は欲しいところです。
私はハンティングベストの裏ポケットに入れて、GoProに給電しながら撮影しています。

モバイルバッテリーで給電しながら撮影する場合、このようなUSB Type-Cポートが挿せる穴の空いたバッテリーカバーが必要となります。
GoPro HERO9、10、11、12は互換性があるとのことですが、ご自身でご確認ください。
このカバーを使う際は、防水機能が失われますのでご注意ください。

実際に私が使用しているキャップ

モバイルバッテリーではなく、専用バッテリーで撮影したい方は予備のバッテリーを準備しておく必要があります。
撮影頻度や設定、気温によって変わりますが、私の場合は1日に最低4個必要で、予備でもう1個持っていました。
ですが、ちょうどいいシーン、例えば猟犬とイノシシがやり合っている場面でバッテリーが切れたこともあります。
また、純正のバッテリーであっても2シーズンほどでバッテリーが膨らみ、取り出せなくなったこともありました。
そういったことから、モバイルバッテリーでの撮影をオススメします。

以上、銃猟に必要なアイテムのご紹介でした。
わな猟と比べて撮影機材に費用がかかるのがお分かりだと思います。
ですが、YouTubeで広告収入を効果的に得ようと思うのであれば、銃猟の方がオススメです。

YouTubeにおける狩猟映像について

次に狩猟という特殊な映像の編集の仕方について解説します。
今現在YouTubeでは狩猟のコンテンツに対して、大変厳しい審査を設けています。YouTubeのガイドラインに暴力的で生々しいコンテンツに関するポリシーという項目があります。
この中の動物虐待のコンテンツという部分に抵触します。

・人間が動物同士の闘いをけしかけるコンテンツ。
・伝統的または一般的な慣習は別として、人間が悪意をもって動物を虐待し、苦痛を感じさせているコンテンツ。
・伝統的または一般的な慣習の例としては、狩猟や食材準備が挙げられます。
・伝統的または一般的な慣習は別として、人間が不必要に動物を劣悪な状況に置くようなコンテンツ。
・伝統的または一般的な慣習の例としては、狩猟や食材準備が挙げられます。
・動物に対する深刻な飼育放棄、虐待、危害を美化または助長するコンテンツ。
・準備された危ない状況にわざと動物を置いて救助するコンテンツ。
・衝撃や不快感を与える目的で動物を登場させている刺激の強いコンテンツ。

暴力的で生々しいコンテンツに関するポリシー 動物虐待のコンテンツ

ですが、その反面、やり方さえキチンと抑えれば、決して地上波では放送されない貴重な映像を配信することができ
ニッチ(マイナー)なジャンルながら再生回数とファンを獲得することができます。

箱罠にかかった猪の止め刺しをする様子

わな猟であれば、わなの掛け方や掛かった瞬間の映像、止め刺しの仕方などを配信すれば、わな猟を今現在している方だけでなく
これから始めようと思ってる方にも参考になることは間違いないですし
銃猟であれば、一般の方が決して見ることができない貴重な発砲シーンや獲物が被弾する瞬間なども見せることができますし
猟犬の動きを映像で再確認することができます。

このシーンは撮影していて最もよかったことの1つです。

私は動画を撮影して編集しYouTubeで配信していますが、特に猟犬が絡んだシーンは何回も映像を確認し、猟犬の研究に努めています。
そのためにも配信するしないはともかく、撮影はしておいた方が思い出にもなりますし、次に繋げる研究材料にもなります。

わな猟では、こういったトレイルカメラを使うと映像に幅が出ます。
私自身、このトレイルカメラを使用していますが、野生鳥獣の生活の様子だけでなく
このトレイルカメラに対しての反応も見れます(トレイルカメラを気にする個体もいます)し
何より罠にかかった貴重なシーンを撮影することができます。

近年のトレイルカメラの映像は非常に鮮明です

くくり罠に関しては、実際に罠をかけた場所と踏んだ場所が分かるため、次回の猟果に繋げる研究材料にもなります。

これから、わな猟と銃猟の動画配信について、具体的な中身に触れていきますが
わな猟、銃猟ともに共通することも多くありますので
ぜひ最後までお付き合いください。

ここから先は

25,369字 / 54画像

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?