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【ニーズ思考を鍛えよう】恵方巻の名付け親はあのセ〇ンイ〇ブン?

こんにちは!なめこ🍄です!
もうすぐ節分ですね!👹
節分といえばそう!恵方巻ですよね~今年はどこの恵方巻にしようかな…と悩んでしまうほど、様々な恵方巻が登場していますよね。今年の恵方は東北東らしいので、その方向を向いて食べきるまで喋らないように頑張りたいと思います…!

今回はそんな恵方巻の潜在ニーズが市場化した件について見ていこうと思います!

1,恵方巻の起源


恵方巻きの起源については諸説がありますが、大阪の一部の商家の間で丸かぶり寿司の風習があり、それが今の形になって大阪起点に全国に広まっていったようです。そして、そこには全国に広めていった仕掛け人たちがいました。

一人は、大阪のすし店の業界団体です。この風習に目をつけ、広告チラシを多く配布したり、キャンペーンを行ったりして、宣伝に努めています。

もう一人は、コンビニ大手のセブンイレブンです。広島のある店が節分に丸かぶりずしを売り出し、その成功を足がかりに1998年から全国展開していくことになります。恵方巻きという絶妙のネーミングは、その間にセブンイレブンがつけたものです。

日本の伝統行事には企業の戦略によって広まったものが多くあります。例えば正月の行事でしたら、初詣は電鉄会社、年賀状は旧郵政省、豪華なおせち料理はデパートが仕掛けたものです。

2,潜在的なニーズを市場化する

今回取り上げるのは、人々が抱いている欲求や願望から新たな商品・サービス・ビジネスを考える「ニーズ思考」です。成功例の一つとして恵方巻きを紹介しました。

そもそも節分というのは「悪いものを払う」「幸運を呼び込む」ための行事です。どちらも私たちが共通に持っている、顕在化されたニーズです。

ところが、節分の代表的な行為である豆まきは邪気払いの色合いが濃く、幸運の呼び込みに関する分かりやすい行為が見当たりません。伝統的な節分の料理には、正月の雑煮や土用のウナギのような、The節分と思わせる象徴的なものがありませんでした。家族みんなでワイワイ楽しめて、ハレの日ならではの特別な食事があればみんな飛びつくはず。

そこを上手くついたのが恵方巻。

恵方巻きは、そんな潜在化されたニーズにもうまくフィットしました。人々は恵方巻きを求めていたのではなく、恵方巻きを見たときに自分たちが抱いているニーズに気がついたわけです。

3,ニーズ思考を鍛えよう!

大切なのは、「どうやって潜在的なニーズをつかみ、ウォンツにまで高められるか?」です。顕在的なニーズはほとんど満たされており、企業間の競争も厳しいからです。

みんなが気づいていない潜在的ニーズをいち早く見つけだして市場化する。目まぐるしく変わるニーズに機敏に対応して常に一歩先を行く。敵のいないブルーオーシャンに戦いを持ち込むために欠かせないのが、今回紹介するニーズ思考です。

ニーズを見つけ出す一番の方法は、現場に足を運び、顧客の振る舞いを丹念に観察することです。

意外なニーズを見つけたかったら、エクストリームユーザーと呼ばれる人を観察するのも良いでしょう。平均的な人が持っているニーズを先取りしていることが多いからです。平均的な人を広く浅く見るよりは、濃い人や特異な人をじっくり観察したほうが、得られるものが多くなります。

また、人は不便や不具合に出くわしても、「そんなもんだ」と思ってやり過ごしたり、諦めてしまったりしています。

不足や不満が常識化するとニーズが生まれてきません。観察するときは、「○○は当然(常識)」という固定観念を捨て、対象者の行動や言葉を細かいものまで丹念に拾い上げ、「なぜそうするのか?」「本来、どうあるべきなのか?」を考えることが大切です。

また、対象者に直接ニーズを尋ねたり、仮説をぶつけてみたりするのもよい方法です。ただし、「特にない」「あったら便利だけどなくても困らない」といった答えを鵜呑みにせず、言葉の裏にある潜在的なニーズを感じとるアンテナが重要になります。
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潜在的ニーズの迅速な獲得が、ビジネス競争を生き抜く術だということを学びました。ニーズ思考を鍛えるために、当たり前に不便だと思っていることはないか、あればそれはどうなれば好ましいのか、身近なところから探してみようと思いました!

あ!豆まきも忘れずに年の数だけ食べてくださいね!
節分楽しみましょうね!

ここまで閲覧頂きありがとうございました!
次の記事も読んでもらえると嬉しいです!✨

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