フルートパートより「あと11日!」

フルートパートは現在12名で活動しています!男女比は2:10ということで、圧倒的女子率を誇ります(笑)新しく入ってくれたばかりの一年目の3人も今回で演奏会デビューしますので、是非ご注目いただければと思います!

圧倒的女子率

リア王
この曲はシェイクスピアのリア王から着想を得て作曲されました。曲の冒頭は低弦が力強く気性の荒いリア王を表現しているのに対し、そこに続く部分では、リア王の三女である心優しいコーリディアをフルートとオーボエで表現しています。そして、中盤の盛り上がる部分では、ピッコロがようやく登場し、他の楽器とともにメロディを奏でます。所々にソロや目立つ部分が散りばめられています。この曲を初めて聴くという方も少なくないかと思いますが、とても美しく聴いていて飽きのこない曲となっていると思います。ぜひお楽しみください。

川越
今回の川越作品は昨年の100周年演奏会とはかなり毛色の違う、思わず手拍子をしたくなるような楽しい雰囲気のある曲になっています。冒頭からこの曲の大事なモチーフが現れるのですが、その部分をフルートが担当していますので、ぜひご注目ください!!その後には少しゆったりしたメロディ、そして再びアップテンポな部分が立ち現れます。一部演奏の難しい部分もありますが、フルートパートとしてだけでなく、木管セクションとして抜けて聴こえてくる部分が多く散りばめられていますので、様々な顔を見せるこの曲を最後までお楽しみいただければと思います!


三角帽子
この「三角帽子」という曲、バレエ音楽ですが吹奏楽でやったことある!聞いたことがある!という人も多いかもしれません。場面によって曲の雰囲気がどんどん変わっていき、聞いていてつい引き込まれてしまいますよね。
第一組曲の「昼下り」序盤や、「粉屋の女房の踊り」、第二組曲の「隣人たちの踊り」などフルートのソロや木管が目立つところがたくさんあります!
ぜひ注目して聞いてみてください♪

ラフ2 
今回のメインを飾るのは60分の大曲、ラフマニノフ交響曲第2番です。
実はこの曲、同じ楽器同士でも、1stから3rdで少しずつずれているなど、3本でかなり動きが異なっているんです。(パート練習をしていても1stだけ仲間外れだったりします…)ピッコロを含め、それぞれが活躍する瞬間にぜひご注目くださいね。ラフ2といえば3楽章のあのメロディを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。中盤ではホルン、バイオリン、コールアングレからソロを受け継ぐとってもおいしい場面があります。緊張しいなトップですが、その部分含め、ぜひ全ての楽章をお楽しみいただければと思います。

卒業演奏会にて!

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