見出し画像

すぐシモに走るの良くないよなあ(あとがき?)

ほぼ一か月振りのnote書き込み。
何を書こうか。

怠惰を貪った確かな代償は、焦燥感と自己嫌悪を連れてやってきた。
なんてね。作家気取っちゃって。
何にもやってないから、焦って文章に逃げてきてやんの。
書いたからって何が変わるわけでもないのに。

近況を書こうにもどこからのことを書けばいいかな。
丁度一か月まえにコロナにかかって比喩などではない死に直面してたこと。そこから書こうかなあ。

2月20日にわけがあって引っ越しがあった。
それ自体は良かったんだけど、体質というべきか世界の理というべきか、
重要なタイミングで病に罹ってしまった。

流石に俺の泣きっ面に蜂さんは気を使ったようで、ご都合主義も宛ら
町を越えて、海を渡って、丁度遠路はるばる親が手伝いに来てくれたタイミングだった。

それが祟って?赤ちゃん返りとまではいえないが、割と14歳くらいの甘え方をした記憶がある。うわあ。
ベッドに伏せて専らゾンビのような言動をしている私に一人暮らしをさせるのは聊か大きすぎる不安が両親を穿いたようで、それはそれは成人男性を相手にしているとは思えないほど燦然と尽くしてくれた。

それが治り、ようやく大学生としての本領発揮だ、と白い空気を勢い良く鼻から吐き出していた。

そこからは今日まで戦いが続いている扁桃腺が発病してしまった。
容赦なく蜂は泣き止んだ面に下腹部を押し付けてきた。面というか今回は喉だったけども。

そこから1週間を経て、女と初めてのセックスをした。
唐突かも知れないけどそれくらいしかまともな記憶がない。

・・・

お互いのことを恋人と認識している関係だった。
相手は経験人数は7人ほどと語っていた。騙っていたのかもしれないが。
だが恋人といえる人間と行為した経験は無いと。

男にとって、少なくとも私にとってその弁明は慰めのように聞こえて、心は遅効性の毒に侵された感じがした。水で薄めた青や緑色の、淡く、たんぱくな、爽やかという形容が間違いではないと思えるほどの、ほんの少しの、それでも確かな殺意が私の顔の表情を微妙に変えた。

この年で、女というブランドをもってして処女なんてそれこそ幻だ。
それを求めているわけではない。
だが、人間としての品性や私が大切だと思っていた価値観をあからさまに持っっていなかったその女に対して、嫌悪と悲哀をうまいぐらいにブレンドしたようなオーダーメイドの苦さが舌に居座っている。
それは大変醜く、口から吐けやしないので、私は文章に救いを求めているのである。

ここまで書いてまるで私が、成人してもなおある程度の倫理や品性を持ち合わせていないヤリマンと付き合っているみたいに受け取られてしまうかもしれないが、そんなことを書けるほど私は崇高な人間ではないし、実際その子はそんなことなくてある程度の品性や倫理は持ち合わせていると思う。そう願う。

私にとっての恋愛の定義とは見ず知らずの人間と代用の効かない関係を築く行為である。
今の時点で私にとってその子であるべき理由は少ない。付き合い始めて1ッか月の時点で視力が回復してきており、お互い前向きではない感情を抱くこともあると思う(今の私)けど、できるだけ相手をみていたい。そうして人類が繋いできた愛というものを自分の言葉で自分を納得させたい。

















この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?