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半社会的勢力です。

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友達が1人もいません。

友達って何なんでしょうか。 他人に 「友達はいるの?」だとか「友達は多い方?」 こんなことを聞かれると答えられない。 答えるには答えるんだ。 「あまり多い方ではない」とか。 でも、なんとなく納得しない。 友達の多少ではなくて、「友達」という概念に対して。 それをすっきりさせるために書こうと思ったんだ。 答えから先に書こうと思う。 私に友達は一人もいない。 そして私は、友達というものを嫌悪する。 ・・・ 自分の中で友達の定義がまだ決まっていないんだ。 人は友達と

    • 店長VS統括

      #はじめての仕事 降水量はやけに多く、羽織るものが無いと風邪をひきそうな季節に、初めて私は社会の一片を知った。 大学生にもなって親の脛をかじり続けることに罪悪感を持った私は、一念発起し、バイトを提供する某サイトで喫茶店の仕事を見つけた。 そこは見る限り、女学生に人気そうな雰囲気のお店で、働いていると 「そこのお兄さん。良ければこれを」といって番号の一つや二つ渡されたりするんではないかと、私はまっすぐな心を下腹部に隠しながら面接に向かった。 面接をしてくれたのは店長(以

      • 初めてはあの子に貸しました///

        #はじめて買ったCD そういえばちょっと面白い話ができそうなので。 これを思い出せば、割といつでも感傷的になってしまう。 私が初めてCDというものを買ったのは16歳だった。 もうその頃にはスマホ一台あれば、消費者としての 音楽的欲求は満たされる時代になっていた。 平たく言えばCDやレコードを買う理由は自分にとってあまり多くはなかった。それは俺が楽器を、バンドをやるほどに音楽が好きでも。 だから20手前になっても手元にあるのはあの時買ったあの一枚のみ。 とてつもない後悔

        • 調子悪いときに聞く曲(歌詞メモ)

          笑ひ声ひとつ。 熟。慄く。 机の温度を頬で感じて 窓の景色は直角に 閉ざしきれない片耳からは 何がそんなに愉快なのかと あいつのあれとかあの子のそれやら 笑い声ふたつ。 熟。慄く。 机の温度は仄かに熱く 窓の景色に倦怠感 閉ざしきれない片耳からは 何がそんなに愉快なのかと あいつのあれとかあの子のそれやら 間奏 笑い声いくつ? 熟。慄く。 机を貫通する周波数 窓からのぞく黄昏 孤高の再現も小ネタが尽きて 太宰や芥に居場所を求め 文字をなぞって運が良けりゃ インテリ

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        友達が1人もいません。

          すぐシモに走るの良くないよなあ(あとがき?)

          ほぼ一か月振りのnote書き込み。 何を書こうか。 怠惰を貪った確かな代償は、焦燥感と自己嫌悪を連れてやってきた。 なんてね。作家気取っちゃって。 何にもやってないから、焦って文章に逃げてきてやんの。 書いたからって何が変わるわけでもないのに。 近況を書こうにもどこからのことを書けばいいかな。 丁度一か月まえにコロナにかかって比喩などではない死に直面してたこと。そこから書こうかなあ。 2月20日にわけがあって引っ越しがあった。 それ自体は良かったんだけど、体質というべき

          すぐシモに走るの良くないよなあ(あとがき?)

          売れるもんな恋愛って娯楽は

          私は恋人との通話で寝たふりをして聞こえるように寝息を立てるような人。 蛙化現象を起こす人間の気持ちがなんとなく察せた夜になってしまった。 それと同時に蛙化を起こしたからといって別れる人間の孤独への 強さも知れた夜になった。 俺は救われたい。 俺は卑怯者だ。 いつも偽ろうとする。 いまだってタイピングの音を寝ているふりをしている彼女に聞こえるように言葉を打っている。 好きという言葉を感情表現ではなく 相手からの好意を向けさせるために吐いている。 恋人になった瞬間、どう

          売れるもんな恋愛って娯楽は

          開き直った卑怯者

          恋愛には勝ち負けがあるという説がある。 惚れた方が負けであって、相対的に惚れられたほうは勝ちになる。 私はどうやら勝ったらしい。 そんでもって私は生まれてこのかたほとんど勝ち試合しかしたことが無い。そりゃそうだ。負けるとわかっている試合に参加するほど馬鹿じゃない。 それに高校3年間で一度コテンパにやられたから。 勝てるとわかっている試合にしか参加しない。 いま大学でゲーム理論を勉強しているが、ちゃんとその視点でも説明がつく。私は卑怯者ではない。理論的には。 私の心は私の

          開き直った卑怯者

          自転車で妄想

          自転車に乗りながら妄想するのが好きだ。 自分の足で走るでもなく、車に乗って自転車よりもはるかに早い速度で走るでもなく。 サドルに座らず、ペダルに体重をのっけて、走りながらする妄想に中毒になっている。 まあ多分ADHDの気があるんだろう。

          自転車で妄想

          臆病

          イヤホンの充電が溜まるまで。 少しだけ言葉を。 なんだ今日みたいにうまくいった日の夜は、 やけに不安が窓から見てくる。 昼間との格差みたいなもので僕は落ちぶる。 この年になってもうお化けは怖くなくなって それよりも漠然とした不安とか孤独感とかが、 夜寝るときに怖くなる。 怖いといってもお化けのそれとは違う。 なんだか純粋な怖さじゃなくって もはや怖さという輪郭さえあやふやになっている。 今ある女の子と仲良くしてる。 そんで多分その子と付き合う気がする。 これでいいの

          雨へ、革命の布告

          こんばんわ。というには少し深夜が過ぎる時間です。 来週数学の期末考査があるので勉強してました。 でも、勉強というほど本質を理解しているわけではない、単位を取るための表面的な作業。 今つけてるイヤホンの充電が切れそう。 切れたら書くのをやめて、勉強みたいなものに勤しもうと思う。 外はなぜか雨が降ってる。 最近思ったんだが、空から水が降ってくるって異常じゃないのか? ・・・ 小さいころから、いや、俺が生きている時間で計るのも烏滸がましいくらい 人類はこの雨という現象と付き

          雨へ、革命の布告

          「彼女にしたい」と「好き」は違うらしい

          なんかなあ、女の子と会うたびに恋愛対象として品定めのようなことをしてしまう。 これが正常なのか? だとしたら、周りの 「女の子と知り合いだけど、全然性的対象としてみてませんよ」 みたいな顔をしている男は何なんだ。 まあ年齢にもよるだろうし、そいつに恋人がいるかいないかでも話は変わってくると思う。 俺と同い年くらいで、彼女いないってやつ来い。 知り合う女の子たいてい彼女にできるか考えるよな? 考えない奴は目の前の女の子に対して、どんな感情や思考を巡らせているんだよまじで。

          「彼女にしたい」と「好き」は違うらしい

          She is beginner's guitar 適当な歌詞のメモ

          同い年の青年がライブ前に演奏 生音のギターが アンプとペダルではいから気取って たった陰気な5音のソロで得意げ 話したそいつはなんだかなんだか いらいらしてしう 近くに音楽室があるのに いつも背負ってくるそのギター もしかしてアクセサリー? かなり重いはずだけど それ以上に足取りが軽くなるのかい? ついでにもってるアタッシュケースには がらがらと音が鳴ってるけども タオルとか詰めなくていいのかな もちろん皮肉じゃないよ そんなに悪意は隠せてないだろう? 好きではな

          She is beginner's guitar 適当な歌詞のメモ

          ハヌマーンていうんだけどさ。

          今日noteを開いたら 自分の記事が他人に50回読まれました。おめでとうございます。 だなんてことを言われた。 てっきりハートがついていないから誰にも読まれずにインターネットの奥のほうに沈んでる最中かと思った。いや沈んでんのは間違いないんだけどさ。 ま、少しうれしかったんだ。誰も見てくれないのは心に良くないから。 それで書こうと思った。安直だねえ。 とはいっても特に物語やそれに似たものを書く気力もない。ここで終わってもいいけどちょっと寂しいし。 何を書こうか。今聞いて

          ハヌマーンていうんだけどさ。

          適当な歌詞

          適当にねトイレからあ 木々が枯れ、空が広がる季節。 二人は質素に分かれていきました。 担保にしていたあの時の言葉も 大した価値にはならず、 値段をつけることもおっくうになり ふたりはしっそにわかれていきました  たばこを再び吸い出した男は やめた時とこの時間の間を 煙に巻いて 寂しさだったりをないものにしようとしました。 お互い自分のことを 負債になっててほしいと 分かりやすく恋の醜さを 頭の中でぐるぐるぐるぐると

          適当な歌詞

          黒のランドセル

          黒のランドセルを買ってもらった。 6歳のころ、親にランドセルを買ってもらった。 鮮明に覚えている。  親の仕事場の事務所で仕事を終えた父と、その父の手伝いを終えた私が寛いでいるときの出来事だった。  父がたくさんの種類のランドセルが載ったカタログのようなものを私に見せてきて、この中から選びなさいと言ってきた。  その頃の私は、幼いゆえに、「ランドセルという高価なものを購入する選択肢が私にあるのか」と驚いたのを覚えている。その驚きと同等の嬉しさがあったのは言わずもがなだった

          黒のランドセル

          かたわの鳥

          自分のバンドで作った曲の歌詞のメモです。 ・・・ 勇気はない。無謀でもない。 お前は落ちた。下って行った。くだらないのは俺だった。 落ちていく鳥は誰よりもかっこよかった。 なあ、飛べないはずだろ? カタワの鳥は嘆いた。 ・・・ 怠惰を抱いて 両手はふさがり それでもお前は飛んだ。 それでもお前は飛んでった。 序列や順序は優位 数字はいはゆるミスディレクション。 阿呆たち用のお人形。   あいつは身勝手で自己愛的、偽善に満ちたほら吹きの変人 それで俺らは何なんだ

          かたわの鳥