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剣盾 S10最終21位 受け破壊対面構築

【概要】
 前期の上位ポケモンが禁止されたことで全体的なポケモンの性能が低下し、攻めと耐久を両立できないポケモンが増加していることを確認した。
 この影響により、選出画面で攻め駒と受け駒の役割(受け駒に対する強めの依存)がわかりやすくなったため、受け駒を見てから崩せる手段を構築に豊富に仕込み、受けを用いない対面選出に対しては対面選出で五分の勝負する立ち回りが強いのではないかと考え、構築を組み始めた。

【レンタルチーム】

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TN Espada 最終21位 2118

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パッチラゴン@ラムのみ ようき はりきり
165-152(252)-111(4)-x-90-139(252)
でんげきくちばし げきりん つばめがえし けたぐり

 コンセプトが強めのウーラオスとアシレーヌに珠とスカーフを取られてしまったが、パッチラゴンの選出画面での強さが欲しかったため、ラムを押し付けた。
 構築が6匹ともダイマックスできるため、使用がほぼダイマ前提である今回のパッチラゴンの選出機会は少なかった。鬼火ヒトム依存の構築やゲンガー入りに選出する。

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カビゴン@たべのこし わんぱく あついしぼう
267(252)-130-128(252)-x-130-51(4)
ヘビーボンバー じわれ カウンター あくび

 相手に鉢巻ウーラオスの選出を誘導するために採用。対ゲンガーキュウコンへの誤魔化し・相手のダイマに対するカウンターや欠伸での切り返し等で使用した。
 また、地割れを採用することで選出されやすい後発のモロバレルやサニーゴで詰まされる機会を減らした。

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ウーラオス@いのちのたま いじっぱり ふかしのこぶし
175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)
インファイト すいりゅうれんだ かみなりパンチ つばめがえし

 ウーラオスの有利対面ダイナックルの押しやすさに注目し、受け駒を貫通して全抜きすることに特化させた。
 +1ダイジェットでHBバレル・+1ダイサンダーでH振りのダイマアシレーヌを倒せるため、ウーラオスがダイマでの耐久上昇を盾に有利対面を取りやすい構築に対して積極的に選出した。

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ホルード@きあいのタスキ ようき ちからもち
160-108(252)-97-x-98(4)-143(252)
じしん ほのおのパンチ がんせきふうじ でんこうせっか

 構築の主軸であり、崩しを終えた後に自由に撃ち合える高火力の襷枠として使用した。
 中速が多いこの構築と相性の良い岩石封じと、構築全体で重めのナットレイやアーマーガアへの打点として使える炎のパンチを採用した。
 初手のアシレーヌロトム対面ではスカーフボルチェン読みでホルードに引くことを徹底していたため、交代際の負担がかけにくいじたばた堪えるは今回は見送った。

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ゲンガー@くろいヘドロ おくびょう のろわれボディ
135-x-81(4)-182(252)-95-178(252)
シャドーボール ヘドロばくだん こごえるかぜ みがわり

 最終日のみ使用。壁キュウコン展開の阻止・軽い受け潰し・ダイマ枯らし・ダイマしてもしなくても撃ち合える、の4点を評価して採用した。
 みがわりゲンガーはプレイヤー視点で対面の有利不利の状況や追える勝ち筋がわかりやすく、アドリブでの対応力が高いポケモンだと感じた。
 環境が対ゲンガーの受け切りが困難であり、モロバレル対面等からみがわりを盾にした強引な裏の処理をしたり、相手の死に出しダイマでの切り返しをS110からのみがわりこご風で枯らす立ち回りが強力であった。

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アシレーヌ@こだわりスカーフ ひかえめ げきりゅう
155-x-95(4)-195(252)-136-112(252)
ねっとう ムーンフォース ふぶき ほろびのうた

 構築の主軸であり、ホルードと合わせて一番選出機会が多かった。初手に出してカビゴンで誘った鉢巻ウーラオスをムンフォで処理し、それ以外の対面では熱湯ムンフォ・ダイマックス等で適当に撃ち合う。
 吹雪は後出ししてきたモロバレルをダイアイスで倒したり襷のホルードやゲンガーの対面処理をするのに使用する。
 初手でダイマした場合、ダイウォールを採用することでダイマ後のスカーフを活かす立ち回りが強力だった。
 基本選出ではあるが、選出段階ではアシレがダイマをするかしないか判断できないため、裏のポケモンをできるだけダイマしてもしなくても強いポケモンで固める構築の組み方をした。



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