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川、恐ろしやって話

いつの間にか眠っていた。2時に目が覚めて、4時にもう一度覚めて、最終的に9時前に起きた。チェックアウト何時だったっけ。ぼんやりとした頭で情報を探す。9時30分だった。あかん、はよ準備せんと。

チェックアウトしに行ったら、おじさんが歯を磨きながら対応してくれた。昨日のチェックイン時も夕飯食べながらだった。親戚の家感。


まずは、昨日おすすめされた岩間大橋へ。沈下橋を見に行く。40分ほどで到着した。
ここまでの道のりにも、「難・対面通行」と書かれた標識がバンバン立っていた。上手い対応方法を知りたいと切に願う。

沈下橋には、増水した時に水の抵抗を受けなくて済むよう、欄干が存在しない。橋を渡ってみたが、落ちてしまいそうで怖かった。水面との距離がそう遠くないのはありがたい。

河原に降りて、そこで買ったお弁当を食べようかと思った。でも、なんだか怖くなってやめてしまった。戻って来れなくなりそうで。遠くから車の走る音は聞こえるけれど、何らかの隔たりがあるような。とにかく怖かった。早々に引き返す。


川を遡って高知市内に向かう。途中、二度道の駅に寄った。昨日は運転に必死で、素通りすることしかできなかったので。
西土佐の道の駅、店内の配置と、2階にあったジオラマと、近隣学校の便りが貼ってあるところが好みだった。

突然、雹が降ってきた。天気予報は晴れだったのに。遠くの空には、鋭い雷が光っている。これ、海見れるんか?

不安は的中。桂浜に着いても天候は回復せず、そのまま立ち去ることに。
でも、桂浜から市内中心部へ向かうときに渡った橋、その上から眺める海と、造船所が並ぶ景色が圧巻だった。美しかった。今度は助手席に座って楽しみたい。

夜、ひろめ市場へ。たくさんのお店と、たくさんの人で賑わっていた。
やいろ亭の塩タタキを食べる。こっちは昨日の塩タレとは違い、岩塩がまぶされている。これも美味しい〜。私はこっちの形式のが好きかも。
別のお店で買ったひとくち餃子も美味しかった。


ゲストハウス。隣のお姉さんと学生さんの会話を聞きながら日記を書いた。
私以外みんなお遍路中らしい。確かに、ここに来るまでも、お遍路さんを何度か見かけた。雨風関係なく、歩き続けるんだもんな。すごいよな。

今日は交流する気分じゃなくて散歩しに出かけた。10月下旬って、けっこう寒いな。

途中でラーメン屋に入った。一人旅の、気の向くままに動けるところは好き。


※サムネは塩タタキ(岩塩ver.)。

サポートしていただける日が、いつか来るのかなあ。