しきしま

しきしま 小筆なぐり書きによる戯歌シリーズ。元歌は本居宣長の有名な「しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花」。「敷島」は「大和」のかかりことば。詠んだ当人の思いは別として、最初の特攻隊が敷島隊、大和隊、朝日隊、山桜隊と名付けられたように戦時中だいぶ「悪用」された。今もその手の輩がいるのでここではっきりさせておきたい。人の命を意味もなく使い捨てた特攻のようなやり方は断じて「やまとごころ」ではない。

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