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やること・やりたいことをリストにして管理できる!ToDoリストのススメ

最近、「ToDoリスト(やることリスト)」を習慣化させることで、不安感がなくなったり、作業効率よくなったなぁと思うので、この「ToDoリスト」のことを記事にしてみました。

プライベート環境での「やりたいこと」、仕事環境でも依頼された「やること」。人生を生きていると様々な種類の「やること」がたくさん自分の周りにはあると思います。

従来はこの「やること」を効率よく対応するため、優先順位を基準に計画を立ててスケジュールを作成といった方法(タイムマネジメント)がありました。

しかしやることがたくさんある昨今は、やることが次々と割り込んできて、せっかく立てた計画が破綻していまい、この方法はうまくいかないことが多いようです。思い返すとたしかに計画よりも柔軟にこなすほうが大事に思えます。現代は、それだけ変化が多い環境になってきているんですね。


1.「ToDoリスト」を軸とするGTDという手法

そこでその現代の環境にあった柔軟に対応する方法が、GTD(Getting Things Done)という手法です。「ものごとをやり遂げる」という意味になりますが、やることを完了するために、効率的に頭を使い、思考しやすくすることができるワークフローです。

GTDに関してはこちらのwiki公式サイトを見ると詳しく解説されています。(日本語の公式サイトがあったりなんかすごいですw)

さてこのGTDで軸となるのが、今回のテーマ「ToDoリスト」になります。「ToDo」のことをネットで調べるとこのGTDのことがたくさん記事になっていて自分もこのGTDを知ったのですが、なかなか共感できる部分が多くて面白いです。

例えば、GTD公式サイトのトップページに、このGTDを提唱するデビッド・アレンさんの言葉で、「人の頭はアイデアを生むところであって、アイデアを保持するところではありません。」と掲載されています。「頭は考えるために使おうぜぃ!」ってことなんですが、頭の外に出せるものはできるだけ出したほうが、その分「考える」に集中できるということです。

この「頭の外に出せるもの」はいろいろありますが、今回の記事のテーマ「ToDo(やること・やりたいこと)」も外に出したほうがよいものになります。この記事では、この「頭の外に出す」というところから「ToDo」のよいところを説明していこうと思います。


2.頭の中の「ToDo」を外に出そう

「ToDo」を頭に入れておいてもいいことがあまりないんです。細かいことなら忘れちゃいますし、壮大なやりたいこと(夢とか)は考えすぎに繋がり、頭がオーバーヒートになります。限られている頭の容量に「ToDo」を置いておくのは、頭の使い方としてもったいないし、効率よくないわけですね。

実際の出し方ですが、「ToDo」を頭の外に出すことは、簡単です。頭の中に思っている「やること」「やりたいこと」をすべて書き出せばよいわけです。手帳でもノートでも言葉にして書き出します。すべてです。残り残さず、すべて出しちゃいましょう。

全部書き出したときにちょっと意識してみてください。なんかちょっと頭がスッキリしたと思いませんか。これが先ほど話しした「頭の容量」で、外に出した分、頭の使用量に余裕ができた感覚なんだと思います。これで頭も効率的に使えるようになります。


3.「ToDo」を書き出すことの3つのメリット

頭の容量を確保するだけでなく、「ToDo」を書き出すことで生まれるメリットはまだたくさんあるんです。

1つ目は、書き出したことで、「眼で把握をすることができる」ようになりました。頭の中にあったのでは、眼で見ることはできません。これは可視化できたということになるのですが、改めて書き出した「ToDo」を見ると頭の中にあったときよりハッキリ見える、感じるようになったはずです。頭の中よりも現実のものとして見ているからかもしれません。

2つ目は、「いつでも見返せる。つまり忘れないようになった」ことです。頭の中だと細かいことはすぐ忘れてしまいます。特に優先度が低いものは…。これが細かいものでも見返せればいつでも思い出せるというメリットです。

3つ目に、書き出してリストになったことで、「管理しやすくなった」ということです。頭の中では、どれを先にやろうか比較しながら考えることだけでも大変ですが、リストになっていれば、「期日などのスケジュール」や「完了などのステータス」もリストに追記するだけ管理できます。

この管理面で影響が出てくるのですが、この「ToDoリスト」というのは、一度書き出しただけで終わりではなく、やることは次々と現れ、次々と消化されるもので、常に更新という管理が必要になってきます。量が少なければ、アナログの手書きでもよいですが、やはりここはデジタルで、管理を得意とするツールにお任せしたほうが、より効率的に「ToDoリスト」を見て、管理ができるようになります。


4.「ToDo」の管理はデジタルをオススメする理由

というわけで、デジタルをオススメする理由としては、やはり編集や修正が容易で、ツールの機能として期日の日付やステータスも扱いやすく、見やすく、把握・管理することができるということです。

また大事なのは、この「ToDoリスト」は習慣化して、常に追加・把握・見直しができるようにしないと「ToDo」がまた頭の容量を埋めていってしまいます。なので、常に見れるところに置いておきたい。となると常に見れる「スマホ」で管理できるのが一番手っ取り早いんですね。「ToDoリスト」を習慣化するためにデジタルのツールがオススメというわけです。


5.「ToDoツール(タスク管理ツール)」の選び方

「ToDoリスト」のツールは、「タスク管理ツール」としてたくさんの種類リリースされています。しかもだいたいが無料で。これだけたくさんのツールが出ていて、常にアップデートしているので、それだけ世の中でも「ToDoリスト」「タスク管理」の需要が高いことがわかりますよねー。でもたくさんあるので、どれが自分に合うのか迷います。自分でもいろいろと試してみて、一番使いやすいものを選びました。

選ぶポイントとしては、「何をしたいのか」「どんな機能を使いたいのか」といった目的をハッキリさせることです。ツールのほうも割とその目的ごとにシンプルに作られているので、使いやすいものを選ぶのがよいと思います。ここでは、参考として自分が選ぶためにまとめた目的と参考にしたツール解説サイトを紹介しておきます。

▼ツール選びの目的
・個人1人のタスクを管理するもの
・PCでもスマホでもブラウザでもいつでもアクセスできる環境
・習慣化しても苦にならないシンプルで直感的な操作と楽しさ
・機能としては「期日」「メモ」「カテゴリ」「タグ付け」「見たい状況に応じたフィルタと並べ替え」あたりがあればよい

▼ツール候補
Any.do解説サイト
Todoist解説サイト
Remember The Milk解説サイト
TickTick解説サイト

一括の一覧リストの見やすさと扱いやすさから、「Todoist」か「TickTick」のふたつに絞り込みました。最終的には、タスクにメモ書きしやすそうな「TickTick」にしてみました(メモ書きのフォーマットが文章タイプ、チェックボックス付きのリストタイプ使えて便利なんですよ)。

使い始めて1か月経ちますが、無料版でも使いやすくていい感じです。毎日見ていて操作していても億劫にならないシンプルなところがいいです。他にもいろいろと機能もありそうなので、徐々に使っていってみようと思います。


6.「ToDoリスト」を習慣にして付き合う

実際にツールを使い始めたら、「ToDoリスト」と毎日付き合っていくわけですが、ポイントは3つあります。

1つ目は、「ToDo」を追加する時。やることができてそれがすぐに対応できないものであれば、細かいこと、大きなこと関係なく、思ったタイミングですぐに「TickTick」の受信箱に雑多に投げ込みます。これがあるので、やっぱりスマホの存在はすごく便利ですね。

2つ目は、1日の終わりのどこかに「ToDo整理」という時間を30分持つようにしています。ここで、受信箱に投げ込まれている「ToDo」を整理分けしたり、説明追加したりして、追加された「ToDo」を整理します。またその日のステータスやスケジュールの更新などをして1日の「ToDo」の振り返りをします。この時間が結構面白いというか気持ちいいもので、その日の動きを実感できる時間です。

3つ目は、1日のはじめに整理した「ToDoリスト」を全体的に眺めて、1日のやることを決めてからその日をスタートさせます。

まとめると追加は常に行い、1日のはじめと終わりに全体を確認という方法で、「ToDoリスト」と付き合っていくようにしました。

こうやって「やること」「やりたいこと」をリストにして目で見えるようにすることで、自分の未来も見えてくる感じがします。「やりたいこと」も現実味が出てきて、やる気のきっかけにもなります。漠然とした何かやらなければという焦りや不安も軽減できる感じがして、身体的によい効果でているんじゃないのかなと思うんですよね。


7.最後に

「ToDoリスト」は、実行している人も多いと思うのですが、最近、「ToDoリスト」を習慣化してみて、改めてすごいなって実感したので、記事にまとめてみました。

結構一時的にはやってみるけど、習慣化するまでが難しかったりします。自分の場合、ツールとの出会いがそこを解消してくれました。ほんと、開発者には感謝感謝ですよね。

ちなみに、「頭の外に出せるものは出す」という話がありましたが、「ToDo」だけでなく、様々なことを「頭の中から言葉・文章化して外に出す」というのはいいことなんだぁと最近実感しています。

なので、「ToDo」とは別で思考のアウトプット先として、「evernote」や「onenote」といったメモツールも最近よく使うようになりました。思いついたアイデアとか、本を読んで覚えておこうと思ったこととかですね。アウトプットしておくと読み返せるのもいいんです。

頭に貯めこんでおいたままだといいことなんてなくて、とりあえず全部、一旦外に出すというのが習慣つけられるといいなと思います。

つい面倒で頭の中だけ答えを出そうとしちゃいますけど、このひと手間で頭をリラックスさせると、生み出すことに集中できる感じがするんです。だからGTDのアレンさんの言葉にも共感できたのかなと。そう思います。

まだこの習慣も始まったばかりなので、今回は始めた時のきっかけの記事になりますが、今後続けてみて感じることがあれば、また記事にしてみようと思います。

長文にはなりましたが、
ここまで読んでいただきありがとうございました(‘ω’)ノ

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