初心者向け将棋上達法

※今回少し長めになるかもしれません。
目次から適当に読み飛ばしてください。

「上達を目指すこと=楽しい」になるとは思いません。
勉強しなくても、実戦だけやってれば強くなれる人もいるので勉強つまらんと思ったら、やらなくて良いです。
楽しむことが一番です。

棋書買って勉強はおすすめしない(※読み飛ばしてOK)

書籍について

将棋の本には、いくつか種類があります。
・問題集系(詰将棋など)
・理論系
・戦法系
何か本買って勉強しようかなーと思ってる方には、問題集系の本をおすすめします。
理由としては、開いて一問解いてと、通勤通学などの隙間時間にぱぱっと出来るからです。
もう一歩踏み込みたいって場合は、理論系の本をおすすめ。特に「上達するヒント」は良著です。

最近伸び悩んでるなーと思うときは読み返してます。
アマチュアの実戦を元に羽生先生がどういう方針で手を選ぶべきか、などを解説してくれます。とてもわかりやすい。
図も多くて符号も比較的少ないので読みやすい本です。

戦法の本を買うのおすすめしないよ

「戦法の本を買って読む」というのは、初心者の方々にはおすすめしません。
何故かというと、符号に慣れていないため、とても時間がかかるからです。
あとはどちらかと言うと辞書的な使い方をすることが多いのでハードルは高めでしょう。
戦法の本読んで「読めない、挫折した。私はダメなやつだ~」とか思わないでください。めっちゃ大変です。
買ったけど読んでない戦法の本たちの怨嗟の声で夜しか眠れません。

閑話休題。
「でもよぉ、戦法の本買って勉強したいんだよぉ~」
って、方いるかもしれません。とても偉い。

そういった層向けに「1手ずつ解説する」というシリーズがあります。

ついでというお話になりますが、おすすめの戦法についてもお話しておきましょうか。あんまりしたくなかったけど。

おすすめの戦法

結論:何でもいい

何でも良いと思います。何しても将棋です。
後述しますが「きちんと教える」という立場になったら、答えは持ってますが、それ以前の段階だと思うので何でも良いと思います。
例えるならば、卵上手く割れないのに、何作った方が良いかとか考えるのは時期尚早でしょう。

強いて言うなら性格の問題です。
攻撃が好きか、防御が好きなのか。その中間か。
わたしは速攻が好きなので、攻撃的な戦法選択が多いです。

何でも良いといいつつ、強いて言うなら

何でも良いと言いつつ、強いて言うならという感じなので軽く聞き流してください。結局言うんかい! って突っ込んだ人は後で職員室に来てください。
①「ゴキゲン中飛車」
②「右四間飛車」

この二つです。
※状況によっては右四間飛車使えない場合もあります。

①ゴキゲン中飛車

攻撃力が高いにも関わらず防御力もそこそこ高いです。
実際に知り合いのVの龍遊さん勧めたこともあります。
今も中飛車一本で戦ってます。
良かったらチャンネル登録もお願いします。

②右四間飛車

攻撃力がとても高く、人気の戦法です。
初心者帯でこの攻撃を受けきれるものはいません。
別名エターナルフォースブリザード。相手は死ぬ(※嘘です)。

将棋で大事なこと(概念的なお話)

同じ数の戦力

とても当たり前のことですが、自分と相手の駒の数が一緒です。
武器は一緒ということになります。
なので、どちらが武器を上手く使えるか? というのが大事になります。
自分だけ飛車を使わないで勝てるだろうか? いや勝てない(反語)。

将棋の初手は、先手2六歩or7六歩が多いです。

飛車を使えるようにする手
角を使えるようにする手

いずれも大駒(飛車と角)を使うための手になります。
相手と自分の駒、例えば自分の飛車と相手の飛車ならどちらの方が働いているか? などを意識するのが大切です。
戦法の選択というのは、その陣形を目指せば難しいこと考えなくても効率の良い配置になるという指標だと思って貰えればと思います。
特に右四間飛車は、飛車・角・銀・桂馬の四つを効率良く使って攻める戦法なので、納得の攻撃の高さなわけです。

飛車角に意識する

理想を言うなら、盤上の駒すべてに意識を向けた方が良いですが、
難しいと思います。
なので、最初は飛車角だけ意識するようにしましょう。
自分と相手の飛車のどちらが効率が良さそうか?

王様の固さ

攻撃するとき、されそうな時は自分と相手の王様どちらが固そうかと一旦考えてみましょう。

手の種類

将棋の手には三種類くらいあるとわたしは思っています。
・攻めの手
・防御の手
・攻防の手
という感じです。飛車や角を使えるようにする手は攻めの手ですね。
王様を固くする手は防御の手。
その両方の手が攻防の手。
攻防の手は、状況によって発生するものなので狙って出来たら格好いいですね。
なので「攻めの手が来た。防御するか、攻めるか?」みたいな考え方を出来ると良いかもしれませんね。

楽をする方法

実は、ちょっとだけ楽をする方法があります。
それは「相手の手を真似する」方法です。
相手の銀が動いたら自分も銀を動かす、など。ちょっと狡いと思われるかもしれませんが案外馬鹿になりません。
相手の駒の動きを無視して、駒組をすると結構な割合で痛い目に遭います。

まとめ

今回は少し長めかつ、難しい話になってしまったなーと反省してます。
もう少し簡単にしたかったんですが、文章だと難しいですね。

まとめると、
・詰将棋をする
・戦法は何でもいい
・自分の飛車と相手の角の動きに注意する。
・相手の手は攻めの手なのか、守りの手なのか判断する。

という感じになります。
まだわたし自身、初心者の方にどういった具合で伝えればよいのか試行錯誤中なので意見等あれば教えてください。
最後まで読んでくれてありがとうございました。


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