紫陽花さくら

声と将棋のVtuberの紫陽花さくらです。 ちょっとした出来事を書き綴っていこうかと思…

紫陽花さくら

声と将棋のVtuberの紫陽花さくらです。 ちょっとした出来事を書き綴っていこうかと思いますので、よろしくお願いします。

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五分くらいでわかる相掛かりのあらすじ

将棋の”答え”に最も近い(と思われる戦法)先手角換わりが必勝となった場合、後手から角交換はしない時代がやってきます。既に角交換拒否が指され始めているわけですが。 その場合先手から有力なのが、相掛かりになるわけですがこの戦法滅茶苦茶難しいです。 プロ棋戦でも増えてきましたが、体感角換わりの方が多いです。 研究しやすいのが理由なんでしょうか? s-book_blackと和解せよ s-book_blackというのは先手必勝を仮説に置いた定跡で、難解過ぎる相掛かりを紐解くには必須

    • さよなら将棋

      自己紹介的なさむしんぐ 紫陽花さくら、Vtuber。 将棋歴≒Vtuber歴。 将棋を始めた切っ掛けは、Vtuberで将棋を指す人が集まったことでした。 歴史は繰り返す。 五年前も、最近と同じ様な流れがありました。 わたしは対戦競技が苦手です。 自分の性格を理解しています。 負けるのが死ぬほど嫌いです。 なので、対戦競技はやらないと決めていました。 ただ、まぁ色々あって続けてきたんですよね……。 はい。 まぁまぁ萎え 今回はお気持ち回です。 苦手な人は閉じてくだ

      • 【後手番戦法】33金型腰掛け銀(2024年版)前編

        33金型腰掛け銀について コンセプト 今回紹介する33金型腰掛け銀のコンセプトは、研究にハメることです。 以前わたしが紹介した段階では、プロ棋戦での登場はなかったですが、時を経て時々採用されるようになりました。 33金型早繰り銀は自ら攻めていく角換わりでしたが、33金型腰掛け銀は徹底した待機策です。 33金型にしている得がいくつかあり、一つは45桂馬速攻に強いこと。 そして、早繰り銀にも耐性があります。 残るは腰掛け銀からの持久戦ですが、後手からゆったりした展開になるのは、

        • 後手戦法のお話(2024年1/4版)

          今晩何食べようと一般人は数日に一回くらい悩むと思いますが、後手番何しようと将棋指しは毎日悩んでいるわけです。 2024年ももうじき四分の一が終わるという嘘みたいな時期ですね。 こんなに寒い上、気圧にDVされ花粉症に泣かされる日々。辛さしかありません。 茶番はこの辺にして本題に入りましょう。 ※この記事はアマチュア初段くらいの人が適当なことを書いている記事になります。過度な期待はしないでください。 有力戦法①雁木 後手雁木は、藤森渚四段が後手でほぼ確実に採用して勝ち星を集

        五分くらいでわかる相掛かりのあらすじ

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        • 特定戦法対策
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        記事

          魔法少女にあこがれて全巻買いました

          前置き今期は、気に入ったアニメが多くて助かります。 毎週見ているアニメは、 ・ダンジョン飯 ・ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する ・薬屋のひとりごと ・姫様、拷問の時間です ・葬送のフリーレン こららを追ってます。 で、ずっと気になっていた「魔法少女にあこがれて」を見始めたわけです。 取り合えず一言、未成年は見ないでね。 親と一緒に住んでる人は、見てるところ目撃されると家族会議開始するので、気を付けてください。電車の中でも見るなよ、絶対。 購

          魔法少女にあこがれて全巻買いました

          嬉野流対策(先手嬉野/後手居飛車)2024年簡略版

          対策を作っていたのに、負けが込んでいるので一旦整理したいと思った次第です。 まず、嬉野対策で大事なことがあります。 最も大事なことです。それは相手を舐めないことです。 わたしは一族と恋人を嬉野流によって滅ぼされた過去があるのですが、それでもなお怒りを収めて冷静さを保つ必要があります。 ※紫陽花さくらは冗談を言っています。 なので、「そもそも嬉野流なんて戦法はこの世には存在しない。これは相掛かりなんだ……」と思うようにしておいてください。 ※紫陽花さくらは冗談を言っていま

          嬉野流対策(先手嬉野/後手居飛車)2024年簡略版

          将棋初心者のガイドブック(2024年版)

          戦法についておすすめは下記の通りです。 ・振り飛車:中飛車 ・居飛車:棒銀or早繰り銀+α ※正直何でもいいけど、おすすめは上です。 中飛車(滅茶苦茶おすすめ) 「ああ~初心者玉を囲え~、取り合えず、王様を囲え~あ~我ら~初心者玉囲え高校ぅ~」 何故かは知りませんが、初心者にの共通項として玉を囲わないことが多いです。え、貴方は囲うんですか? 良いセンスだ。 で、振り飛車の囲いといえば「美濃囲い」です。こいつ、めっちゃ固いです。なのに中飛車は破壊力抜群です。 中飛車に苦手意

          将棋初心者のガイドブック(2024年版)

          将棋のお話(雑記)2024/02/15

          最近将棋の勉強の調子が良いです。 対局が少な目で欲求不満気味ですが、それが良い効果を生んでいる様に思えます。 対局をした方が良い、と言う人もいます。 実戦は大事であると。 それはその通りですが、実戦大事って人は大体他の勉強もしてる人なんじゃね……? とか思ったりしないでもないです。 まぁ、実戦は大事なのは間違いないです。 ただ、無限に時間があるわけでもなく自分の中である程度課題がさだまっている場合に限っては実戦少な目でも良い気もします。 何より負けた時のストレスないし。

          将棋のお話(雑記)2024/02/15

          SNS「bluesky 」について

          前置きTwitter(X)がSNS戦国時代で天下を取ったという事実は、Twitter利用者であれば認めるところであろう。 ただ、最近インプレッション数でお金が稼げるということで、インフルエンサーにゾンビの様にたかる「インプレゾンビ」が現われてしまった。 それに加えよくわからないスパム系アカウントが蔓延る地獄である。 青い鳥は漆黒の煉獄に飲まれ、見る影もない……。 わたしは神絵師が描くイラストや漫画をTwitterで見るのが好きだった。 リプ(感想)込みで見るあの雰囲気が好き

          SNS「bluesky 」について

          将棋の進捗

          おい、最近ちゃんと将棋指してないんじゃねぇの? 勉強してるのか? とか脳内に住まうもう一人の自分に言われてるので、進捗報告です。 いや、これにはきちんと訳がありまして……。 序盤のお勉強 個人的に必須だと思っている序盤定跡の確認作業が、ようやく目途が立ちました(終わるとは言っていない)。 ANKIFが偉大過ぎます。これのお陰で、学習効率がかなり上がっています。 夏くらいには終わりそうです。 1月~2月は相居飛車と対四間、三間の対策を考えていて大体終わりました。 0から1

          部分的なメモ(備忘録)

          日々の部分的な定跡のメモです。 定期的に増やしていきます。 (気になる方はブックマークにしておくと良いかも) 相居飛車・ 対抗系・先手居飛車・四間飛車 対四間勝率体感五割切ってるので、確認作業に入りました。 後手番で急戦を試していて、そっちは六~七割くらい勝ってるのにね。 ※体感です。データなんてねぇよ。 ①カルチャーショック(1) この局面では、36歩とスルーする手もある。 65桂馬86角57桂成同金63金は55桂馬で取り返せる。 この局面で見え見えの63銀や金

          部分的なメモ(備忘録)

          対四間飛車:早めの65歩(45歩)に対しての対策

          居飛車が今回は後手のお話です。 たまに、こういう風に早めに角道を開けられることありませんか? 上図は、46歩に対して、居飛車側が74歩と急戦すると明示しました。 65歩に変えて、28玉などの手は、55角急戦が有力です。 ※今回は実戦譜になります。 この局面でのわたしの対策を今回ご紹介します。 それは、5筋位取りです。 スタンダードな急戦や、持久戦に比べるとマイナーな作戦ですが、指せるとかなり便利です。 個人的な意見ですが、この作戦は「相居飛車感覚」で戦える戦法になります。

          対四間飛車:早めの65歩(45歩)に対しての対策

          後手戦法のお話(2023年版)

          2023年もあと一か月を切りました。すっかりと寒くなりましたね。 今回は毎度お話している後手戦法のお話をしようかと思います。 ※あくまでわたしの意見なので軽い気持ちで読んで頂ければ幸いです。 後手番はつらいよ~3四歩の採用の経緯~前提として、後手番はつらいです。 実際先手勝率の方が若干高いのは周知の事実です。 コンピューター将棋界では、角換わり先手必勝なのではと話題になっていましたね。プロでも後手番をもって角換わりを避けるのはもはや不思議ではなくなりました。 わたしは基本的

          後手戦法のお話(2023年版)

          雛雁木~△4四歩型左美濃早繰り銀~#1

          あらすじ後手雁木を調べていた所、43銀を保留する方がお得そうだった。 あと、別に端歩(9筋)を突かなくても大丈夫そうだった。 雛雁木と勝手に呼びます。雁木が親なら、その前段階を雛と呼べるのではないでしょうか? 勝手に雛雁木とか呼ぶことにします。 既にわたし以外の人もこの手順を検討しているだろうし。 他に呼び方はあるかもしれません。あったら教えてください。 名付け親になりたいわけでもありませんし。 さて、検討してみると、評価値的にはそんなに悪くないという驚きの結果でした。

          雛雁木~△4四歩型左美濃早繰り銀~#1

          中飛車対策を考える

          中飛車対策と言えば、穴熊、左美濃、超速などがありますが分岐が多く即死筋が多いと思うのはわたしだけでしょうか。 ……そっか、わたしだけでしたか。はは、これは勉強不足でごめんなさい。 ―完― いや、ここで終われねぇ! というわけで茶番はこの辺でちょっと中飛車対策について考えてみませんか? ※後手番ですが、先手符号でお話していきます。 対44銀型のメタ『47銀・37桂馬型を構築する(この章のテーマ)』 この陣形の狙いはとっても簡単です。45歩から55銀のコンビネーションで位

          中飛車対策を考える

          角換わり拒否(△1四歩型)

          そういえば、角換わり拒否の記事をまとめていなかったことを思い出して、今この記事を綴っています。 ※滅茶苦茶長くなってしまったので、結論だけ見たい人は、「▲66歩型(雁木を目指す)」を参照ください。 前提のお話下図が角換わり拒否のテーマ図とします。 △14歩を咎める▲24歩飛車先の交換を許容する指し方なので、先手だけ飛車先交換をしている状況を構築したいところです。 上図から、▲26歩△同歩▲同飛と進みます。 ここで、後手からの手は実はそこまで広くありません。 ・△34歩

          角換わり拒否(△1四歩型)