先手角換わり早繰り銀メモ

この局面は先手作戦負け
早繰り銀を牽制しようとしている。

この△67銀は欲張り。
▲35歩△同歩▲45角がある。

両取りが受からない。

なので、一回は金を上がる。
▲対腰掛け銀にに対しては、78玉68玉を昔調べたことがある。
ただ、KIFファイルを失くしてしまったので、最初から調べ直すことになった。
仮にあったとしても、現在の見解とか違うだろうから、それはそれで良いのだ(涙目)

局面は少し適当ではあるが、こういう感じを目指す。
右金は初期位置の方が打ち込みを消していたりするので、35歩と早めに仕掛けられるのが自慢。

自慢なのだが、それで攻めが繋がるかと言えば別の話。
玉が飛車に近い分少し怖い。桂馬を跳ねられて飛車先を突かれるだけで怖い。

かなり手数を進ませるが、相手が65桂馬と跳ねた場合せて73角と打つのは狙いではある。

角打ちを防ぐなら、72金と上がる手だが、

こうはならんでしょの図

まぁ、上手くいけば上図の様になりそう。
ただ、これで先手の早繰り銀が本当に良いのかというのは疑問ではある。

何か、こうもっとわかりやすい展開を探していたつもりだったんだけど……。

後手が堅い陣形を構築出来てる展開

あとは、こういう展開になるのは、自分好みではない。割と自然に固められるのも気になる。
第80期名人戦第二局斎藤慎-渡辺明戦でも後手の渡辺名人が堅陣を築いていた(局面は上記とは違う)。

そもそも気になるポイントとして、早繰り銀は右の桂馬を活用出来ていないことになる。

仮にこういう感じになった時にわかりやすい手があればいいなぁとは思う。
相手の理想形(いつもの形)まであと二手掛かるので、それまでに何か出来れば面白いかもしれない。
ただ、やっぱり右桂が使いにくい。

守りの銀と攻めの銀の交換なら(棒銀もだけど)成功という話はあるけど、手数掛けて銀行間を成果として考えて良いのかわたしにはわかりません。

まぁ、早繰り銀に結構ぼこぼこにされてるですけどね。
自分の負けた棋譜から、学びを得てみようかと思います。



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